<中央の丘の集落がチャリコット>
7年前の記事: チャリコットへ
チャリコットは、カトマンズから東に約140㎞ほどの場所にある、標高約2000mの丘の町。
エベレスト街道を飛行機を使わず歩く際の始発地点として知られている、「ジリ」の約50㎞ほど手前にある。
晴れているとガウリシャンカール(標高約7,146m)をはじめとする、ヒマラヤ山脈の素晴らしい展望が楽しめるらしい。(残念ながら、今回も、7年前も、雨期中でヒマラヤは全く見えなかったが、それでも素敵な場所!)
先月はポカラへ行ってきたが、カトマンズ~ポカラは約200㎞であるのに対し、こちらはたったの約140㎞。
以前は、マオイストの反政治活動が盛んで、ローカルバスが襲撃されたり、この周辺だけ局地的なストライキが続いて身動きできなくなったりと、旅行が計画通りいかなくなるリスクが高く、行くのをためらうような場所だったが、今はそういうことはほとんどなくなり、気分的にも近くなった。
道路事情も、カトマンズ市内を出てすぐは日本、途中は中国、チャリコットまではスイスの援助で、比較的よく、しかし交通量は少なく、快適。
標高約1300mのカトマンズを出た後、この区間の最低標高約200mと、最高標高約2600mの地点を通過するため、変化にとんだ景色や気温も楽しめる。
今回は、道中の村出身の女性スタッフの家に2時間ほど立ち寄り、村を散策し、お昼ご飯をごちそうになるという寄り道も組み込んだ。
<住人のほとんどがタマン族の村。柔らかい響きのタマン語が心地よい>
カトマンズ発1泊2日の小旅行だが、盛りだくさんの内容に。
あまり日本人には知られていないチャリコット。何回かに分けて、取り上げてみたい。
<今朝、深い霧に包まれたチャリコットのホテル>
チャリコット再訪1:ジャナイプルニマの日の移動 へつづく。
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