2006年3月10日金曜日
ビュッフェ式パーティにて
9日、ハイアットホテルで開かれた、TAAN(Trekking Agents and Association of Nepal)主催のロサール(チベット暦の新年)パーティーに行ってきた。一応、外国人も対象とはなっていたようだが、会場にいたほとんどがネパール人だった。
社会風刺を得意とする、有名なコメディアンや、若手歌手などのディナーショーが室内で催された後、外のガーデンでビュッフェ式の食事が振舞われる。
一通り食事を自分のお皿に盛り終わった後、一緒にいたネパール人にこう聞かれた。
「地べたがいい?テーブルがいい?」
はて?どういうことかと思い、周りを見ると、ガーデンに用意されたテーブル席以外の、芝生の地べたに座って、あぐらをかいて食事をしているネパール人、多数。テーブル席が埋まっているわけでもないのに。
会費1500ルピー(約2500円)だから、決して安くはないし(一般家庭の住み込み使用人の1ヶ月の給料分がRs.1500 程度のところもある)、会場が5つ星ホテルでもあるから、男性はカッコいいスーツ、女性はオシャレなクルタやサリーなどでキメて来ているのに、座っているのは地べた。芝生の上。
ネパールでの正しい食事作法は「地べたにあぐらをかき、おしゃべりをせずに、黙々と手を使って食べる」が基本。
だからといって、パーティーのときにも、こんな姿で食べるなんて。そういう私も、よそ行きクルタを着ながら、芝生にあぐら座りで黙々と食事をしてきたのだが(でも手ではなくスプーンを使ったけれど)。
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