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2015年6月16日火曜日

土砂災害のあと

 ≪2014年8月2日未明に発生したバラビセ手前の大規模地滑り跡手前≫

地震後二回、シンドゥパルチョウク郡バラビセ手前の地滑り跡を通った。

一見地震の被害にも見られる地滑りだが、地震とは関係ない。発生したのは昨年の雨季中。

皆家で寝ている時間帯だったこともあり、多くの人が気付かないまま土砂にのまれたのでは、と言われている。100人近い死傷者が出た大規模土砂災害。

地滑り発生の8日後にこの近くへ行く機会があり、遠目から見ていたのだが、現場を訪れるのは初めてだった。

地震被害とはまた異なる、普通ではない雰囲気に息をのむ。と同時に、不謹慎ながら、その神秘的な景観に見入ってしまった。


≪せき止め湖≫

 

≪地滑り前はここに木々が生え、家屋もあった≫
 
===
 
雨季中は、大なり小なり各地で土砂災害が発生する。外国人旅行者もよく訪問するエリアや、そうでないエリア、いろいろ。このブログでも何度か話題にしている。
 
今年は、地震の影響もあり各地地盤が緩んでいるため、これから雨期が本格化すると、例年以上に土砂災害が多発するのでは、と恐れられている。
 
地震の影響が大きかった地域のみならず、直接の被害は見られなかったたような場所でも、いつも以上に地滑りが多発しており、死傷者が出ている地域もある。
 
カトマンズを出ると、どこも土砂災害が起きやすそうな場所ばかり。雨期入り後のこれからの季節に被災地視察を考えている団体の話もちらほら聞くが、十分気を付けたほうがよい。
 
被災地行きのみならず、地震の影響がなかったエリアへの移動も慎重に。

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