2013年5月31日金曜日
ネパールでのビジネスと、ビザのことなど
5月半ばに、ビザの更新手続きが終わった。イミグレや各省庁をまわるのは担当スタッフで、私自身は一度も各機関を訪れないまま、更新完了するのだが。
ビザのカテゴリーはビジネス。ビザ代1年300USドル。数年前までは1年100USドルだったのだが、一気に値上がりした。
ネパールに長期滞在したいため、経営実態のない会社を設立し、ビジネスビザを取得する外国人が増えているので、ビザ代値上げは、それを少しでも阻止する目的の一つでもあったと聞いたことがある。
これとは逆に、ビジネスしているといいながら、実際には、就労が禁止されているツーリストビザやスタディビザでネパールに滞在している外国人も多いと聞く。ネパール人の仕事を手伝いながら、「外国人スタッフ」を堂々と名乗っていたり。不法就労にあたるにもかかわらず。
こういう外国人がたくさんいるために、正式に政府に私の名を登記し、納税し審査を通り、きちんと営業許可を取り、ビジネスビザ取得している私までもが、ネパール人の会社を手伝っているだけ、と思われることもよくあり、やるせない思いをすることもしょっちゅう。
そういえば、先日5月13日付カトマンズポスト紙にも、不法就労関連の記事が載っていたそうだ。
大使館の担当の方からいただいたその記事の邦訳によると、「現在ネパールでは約5万人の外国人が、不法にNGOやその他民間セクター等で就業している(一部抜粋)」のだと。
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