昨日、ゴビンダ・マイナリさんの手記がネパール国内で出版された。
(先程、ツイッターで、本の表紙の画像を掲載しましたが、著作権侵害の可能性もあるかと思い、削除しました)
2011年の大震災以降、メディアで「東電」の文字を見ない日はなくなり、その影響か、この事件を妙に思い出し、佐野眞一氏のノンフィクションを何度か読み返したこともあった。
そして2012年、15年にわたる刑務所生活からの解放と、18年ぶりのネパール帰国。
余談だが、その頃ちょうど私は一時帰国中で、日本でそのニュースを見ていたところ、携帯が鳴った。某テレビ局報道部の記者の方からで、カトマンズでの取材協力依頼だった。
ゴビンダさんの帰国に合わせ、たくさんの報道関係者が日本からネパール入りすることになり、その中の一社に、うちのスタッフたちも同行することになった。
カトマンズでの取材シーンが日本のテレビニュースで流れるたびに、何とかうまく進んでいると、ホッと胸をなでおろしていたのだった。
・・・話がそれたが、そんなこんなもあって、私もスタッフたちも、この手記には大変興味があり、入手。かなり赤裸々な内容が書かれている様子。ネパール語なので時間がかかりそうだが、読み進めていきたいと思っているところ。
ところで、ゴビンダさんとお会いしてきたスタッフが本にサインをもらってきた。「無罪のゴビンダ」と書かれているのが印象的だった。
ちょうどこのニュースを見たのは、去年の今頃だったでしょうか?ちょうど帰省していて、毎日このニュースを見ていました。
返信削除最近、病院の待合室でこの家族の記事を雑誌で読みました。
奥さんが、「ずっと離れない」と語っていたのが、印象的でした。
先日ご家族でオフィスを訪問してくださいました。
返信削除奥さんとは、当時珍しい恋愛結婚だったそうで、ずっと夫を信じて待ち続けて来られたのは、そういうこともあるのかなあ、と思いました。