バンダも4日目突入。支離滅裂に、今日の出来事など。
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毎朝、自宅まで牛乳(厳密には水牛の乳)を配達してもらっている。カトマンズ北方向にある村の農家のおばさんが、朝採れた絞りたての牛乳(水牛乳)1マナ(1リットル弱)をバスに乗って持ってきてくれる。
「今日は水牛がお乳をなかなか出してくれなかった」という理由で遅くなることもあるのだが、たいてい、朝7時半頃までには届けてくれる。
しかし、5月2日にバンダが始まって以降、配達時間が遅れていた。バスが動いていないので、約5kmほどの道のりを、片道1時間以上かけて歩いて来なくてはいけないからだ。
そしてバンダ4日目の今日、とうとう、「歩きはしんどいから、バンダが明けるまで明日からは配達しないからね」と言われてしまった。
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午後、アンナプルナ方面のトレッキングをしていたお客さんから電話が入った。もうすぐトレッキング最終地点のナヤプルに到着するのだが、そこからポカラまでの移動をどうするか、という相談。
車が走っていないので、多くのトレッカーは、ナヤプル~ポカラ間約30kmほどの道のりを、徒歩で移動しポカラを目指しているという。この区間、通常は車で1時間半ほどで移動出来てしまう距離。
夕方、ナヤプルに到着した同じ方から再び連絡をもらう。ナヤプルに待機している車はあることはあるのだが、走らせると攻撃されるリスクがあるので、夜中にしか出せないという。しかも、ポカラまでは行けず(市街に入るとマオイストの集団がいて、夜中でも攻撃される恐れがあるから)、フェディ止まりになるという。
夜23時過ぎ、同じ方から再び連絡をもらう。22時過ぎに車でナヤプルを出発し、フェディに到着したところだという。本来なら、本日はポカラ市内のホテルに宿泊する予約を入れていたのだがキャンセルし、今晩はフェディに1泊することになる。
6日は昼過ぎにポカラ空港を発ちカトマンズへ戻る飛行機を予約してあるので、それに間に合うよう、フェディ~ポカラ空港までの約20km弱の道のりを徒歩移動しなくてはならない。
せめて、飛行機の時間を遅くできないかと昼間に航空会社に問い合わせていたのだが、バンダの影響で空路利用客が増えており、どの便も満席状態となっているため、変更は難しいという状態だった。
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以前、連続バンダの最中になぜか無性に肉まん(てりやきまん)が食べたくなって、作って食べたことがあるのだが、それ以来、私の思考回路と食欲の関係が、バンダ=肉まんが食べたくなる、ということになってしまっている。
今回も、たぶん食べたくなることが予測できたので、バンダ前に念のため小麦粉の在庫を確認しておいた。
そして案の定、本日食べたくなって「肉まんの日」に決定。
昨日夕方、近所のローカル肉屋で骨付きぶつ切りの鶏肉を買って、洗って冷凍しておいた分が少し残っていたので、骨から肉だけむしり取って、細かく刻んで、てりやきまんもどきを作った。今まで以上においしい出来で、ちょっと幸せな1日でもあった。
どうでもいいことだが、初めて肉まんを見たネパール人に、「なにこれ、この大きなスケコモモ(乾燥したモモ※)」と、笑われたことがある。
※ モモとは → http://dailynepal.blogspot.com/2006/04/blog-post_09.html
お久しぶりです。ご自分で肉まんが作れちゃうんですね~。すごい。
返信削除ようこさん、コメントありがとうございます。
返信削除既製品は入手しにくいけど、材料ならある、という食べ物は、作ることにしています。
でも、適当なので、他人様には出せないシロモノですが、、、。