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2010年5月14日金曜日

暑さと乾燥と

今週に入って、毎日暑い日が続いている。雨が降っていないので、日に日に暑さが増しているような気がする。

日中の気温は35度ぐらいまであがっているのではないかと思う。本当に暑い。

日中、外にいると、肌を突き刺す強い日差しに、じりじりこげそうになるが、救われるのは、湿度が低いということ。

一昨年の夏、一時帰国をし、実家のある横浜で8年ぶりに日本の夏を過ごした。

連日30度以上越えていて、しかも湿度が高く、室内でじっとしていても、滝のように流れ出る汗。一日に何度もシャワーを浴び、何度もTシャツを取り換えた。

それに比べると、カトマンズの暑さに限っては、湿度が低いため、じっとしていてもとめどなく汗が流れる、というような不快な暑さではない。

とはいっても、暑いことには変わりない。

どのぐらい暑くて乾燥しているかというと、『直射日光の当たらない日陰に干したジーパンが、1時間も経たないうちに、生地が重なっているポケットの部分までパリパリに乾いていた』、ほど。

暑さでいうと、こんな感じ。

・ インド人の果物売りが、炎天下の下自転車に乗せて売っている、今が旬のマンゴー。買いたては、ひとつひとつがホカホカに温かい。買ってすぐ皮をむくと、果肉もホカホカ、種まで温かいホットマンゴーになってしまっている。

余談だが、キンキンに冷えた食べ物が割と苦手なネパールの人。冷蔵庫で冷やしたマンゴーと、買いたてホットマンゴーがあるとすると、後者を選ぶ人も(私の周りには)多い。

・ 水がでてくるはずの蛇口からも、熱い(「温かい」というより「熱い」)お湯がでてくる。間違えてお湯の蛇口をひねったのかと確認しても、水の蛇口。屋上の黒いタンクに貯められた水が室内の蛇口から出てくる仕組みになっているのだが、この暑さで、太陽熱パネルを通さなくても、タンクの黒色効果で温まってしまうのだ。

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