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2010年5月1日土曜日

5月1日のカトマンズ市内



マオイストによる大規模集会が実施されたカトマンズ、バンダ(強制ゼネスト)ではなかったものの、バンダの日のように、車両の通行も少なく、多くの店がシャッターを下ろしていた1日だった。

市内には武装警察の姿もたくさん見られた。上の写真は、バトバテニスーパーマーケット前のもの。

昨日は、食料や生活用品をたくさん買い込んでいるネパール人で混雑していて、レジの列もすごいことになっていた。

午後、食パンを買おうと立ち寄ったのだが、すでにすべて完売状態で、驚いた。いつもは、まだたくさん残っている時間帯だったのに。

今日は、いつもに比べると客足も少なく、買い物しやすい店内だった。





そしてタメル地区。

村から連れてこられたマオイストたち、という、いかにも田舎の人という雰囲気の集団をあちこちで見かける。明らかにカトマンズの人たちとは身のこなしや態度が違うので一目瞭然。

ときおり、デモ隊がシュプレヒコールを叫びながら通り過ぎる。写真は、私たちの事務所が入っている建物の屋上から撮ったもの。

デモ隊の中には、政治など意識することのない生活を送っていそうな、赤いサリーを着た田舎風のおばさんなどもいる。

「ほらみてみなよ、あのおばさん、何のためにカトマンズに連れてこられたかわかってないよ、きっと」「観光もできるっていうんで、わけわからないまま喜んで上京してきたんだろうね」

などと失礼なことをささやきあう、タメルで仕事をする野次馬たちの姿も。

・・・

明日2日からは、予定通り無期限スト突入とのことで、あーあ、という感じ。

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