秋の流行&祭シーズンに入りつつあるネパール。旅行者でも視覚的に楽しめそうなものを紹介中。
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2007年8月28日(火)『ラクチャ・バンダン/ジャナイ・プルニマ』
ヒンドゥ教徒たちが身に付けている聖なる紐を新しくつけなおす日。何が見られるというわけでもないが、ヒンドゥ教徒の知り合いがいれば、手首に神聖な紐を巻いてくれるかも。寺院周辺でも、いくらかのお布施を払えば、坊さんがお経を唱えながら巻いてくれる。儀式を体験した気分にはなれるかもしれない。
この日の数日前から、アサン市場では、体や手首に巻く紐を売り始める。儀式当日、事前にプジャ(供養)をして清めたこれらの紐を、ヒンドゥ教の司祭師から、手首にまいてもらうのだ。赤、オレンジ、黄色、白、色とりどりなのはいいのだが、色つきのものは激しく色落ちするので、注意。
また、この日には、10種類近くの豆のスープ(クワティ)を食べる日でもある。このスープを食べるには、民家に招待してもらうしかないかな。(豆は、数日前から水に浸し、発芽させてからスープにするのが一般的)
2007年8月29日(水)~9月4日(火)『ガイ・ジャトラ』
過去1年になくなった身内の霊を天国に送り出す祭(儀式)。主に、ネワール族が行うので、住人のほとんどがネワール族である古都パタン、バクタプル、キルティプルあたりを訪れると、それらしい雰囲気(*)を味わうことが出来る。
(*)男児や男性が女装し、牛を引き連れて街を練り歩く。また、広場などでは、仮面ダンスが披露されている。
余談だが、この期間、ネパール人ホモ団体も街(タメル地区など)を練り歩くことがあるので、ぎょっとする光景に遭遇するかもしれない。
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