こちらの運転手の多くは、歩行者を視野にとらえると、ブレーキをかけるどころか、逆に加速する。そして、歩行者が普通に道の端を歩いていて、危険範囲内に存在していないことは明らかでも、クラクションを鳴らしてとりあえず威嚇する。
歩行者も歩行者で、自分に向けて鳴らされるクラクションの音にはびくともしない。完全無視、というよりも、もともと音が耳に入っていないだけ。
バスやタクシーなど公共交通手段の運転手たちは、特に、クラクション使用率が高い。10m走行ごとに1度はクラクションを鳴らさないと罰せられるかのごとく、障害物があろうがなかろうが、とにかく、鳴らしまくる。
童話「狼と少年」ではないが、これだけ年中あちこちでクラクションの音が鳴り響いていると、慣れてしまって誰もほとんど注意を払わない。
ただの騒音しか生み出していないのなら、いっそのこと、すべての車からクラクション装置を除去してしまえばよいのに、と、真剣に思ってしまう。
ついでに、バックミラーをまったく見ない運転手も多いので、こちらも除去してかまわないだろう。
次回に続く
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