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2006年9月5日火曜日

ありえないランチョンマット

昼食時に、地元民向けの飯屋へ行ってきた。ネパール人の知人が昨日から開業したとのことで、誘われていたのだ。



メインメニューはダルバート(ネパール定食)というローカル飯屋とはいえ、オシャレ感がうかがえる。地元民の心をくすぐりそうなセンスではある。これでご飯も美味しければ繁盛するかもしれない。

第一印象でそんなことを感じながら、席に着いた。


テーブルには白いテーブルクロスがかけられ、ランチョンマットまで置いてある。ただのダルバート屋にしては、凝っているな、などと思いながら、そのランチョンマットに目をやると・・・

・・・あ、ありえませんから!!!



毛をむしられ足を縛られたグロテスクな鶏(目が恐ろしく逝ってます)を中心に、長ネギ、しょうが、にんにく、しいたけ、八角・・・。なんですか、鶏がらスープでも作るんですかっ?

料理本掲載用写真ならともかく、ランチョンマットにこういう図柄を考えたデザイナー(中国からの輸入物のようだったので、デザイナーもおそらく中国人だろう)のセンスも疑うが、それを、自分のレストランで使おうと選んだオーナーのセンスもまったくもって理解不能。

この上でご飯を食べろと?

そう、私はこんな国で暮らしているから、こちらの人と話がかみ合わなくても仕方ない、などと、つじつまが合うような合わないような、あきらめ感を強めてしまった昼食時だった。

ちなみにご飯は美味しかった。

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