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2006年7月6日木曜日

古着寄付6(とりあえず最終回)

~つづき~

ということで、去る6月16日(金)の第3回の寄付は、低額で値付けをして、購入してもらう形で行うことにしてみた。

ネパール人スタッフたちは、タダで頂いた衣類を販売してまで稼ごうとしている旅行会社と思われたら困る、と、値付けすることに拒否反応を示していたのだが、稼ぐのが目的ではなく、郵便局で支払う手数料を捻出するためと思ってもらい、何とか納得してもらった。

一部の衣類は、ガイドたちが帰省する際に土産兼寄付とするため、購入してもらったのだが、まだだいぶ残っている。今回は、山奥の村にもって行くことにこだわらず、都市部にある施設に寄付する方向で話が進んでいる。ネパール人身障者(下半身不随の女性)の知人から、彼女たちが活動しているグループで、衣類を低額で買い取り、更にそれを自分たちのグループ内で販売し、得た利益を活動資金や、他の身障者グループの寄付にあてたい、という申し出があったので、検討中というわけだ。

また、私たちのガイドがトレッキングに行く際に、現地で雇うポーターたちに、チップにそえて渡してもいいか、という案も出ている。

誰の元に、どのような経路で届いてもかまわないので、衣類を最後まで大事に使ってくれれば、それが私たちの望むところなのだが、そのほかにも、一方的に与える形にならないように、試行錯誤していきたい。

こんな中途半端な私たちの活動にも共感してくださり、過去衣類を寄付してくださった皆様、これから送付してくださる予定の皆様、本当にありがとうございます。

~終わり~

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