ネパールにいると、日本のどこかで見かけたことがあるような顔のネパール人によく出会う。でも、すぐには、どこで見かけたか思い出せない。
例1:
Hotel Tenki という中級ホテルがタメルにある。ヒマラヤン・アクティビティーズ の経営者が、数年前このホテルのマーケティング・マネージャーとして働いていたことがあって、当時、私も時々訪れることがあった。
ここのオーナーの顔が、誰かにそっくりで、でも誰か思い出せずに、いつも、もどかしい思いをしていた。
ある日、家に招待され、私のあまり好きではないバター茶をご馳走になりながら、世間話をしているときに、『あ!』。わかったのだ。彼は、愛川欽也そっくりだったのだ。
ちょうどその時、日本から大学時代の友人が来ていて、彼と一緒に家に招待されていたのだが、『愛川欽也』であることに気がついてからは、笑いをこらえるのに必死で、世間話どころではなくなってしまった。
例2:
以前、ネパールダンスを習っていた時のこと。毎日通う教室の近くで野菜を売っている女の子が、誰かに似ていた。
かわいいのだが、やる気があるのかないのか分からないような、今にも泣き出しそうな顔。
うーん誰に似ているのだろう?と見かけるたびに気になっていたのだが、ある日、彼女が道路のほうきがけをしている横顔を見て、気がついた。彼女は卓球の愛ちゃん似だったのだ。
例3:
昨年春にヒマラヤン・アクティビティーズを利用してくださったゲストが送ってくれた写真の中にも、芸能人似のネパール人がいた。
オフィスを訪れる日本人で、トレッキングに興味がある人に、上記ゲストが送ってくださったトレッキングの写真を見せることがある。
この中に、ガイドとポーターが写っている写真があるのだが、この写真を見た日本人が一言。『真木蔵人だ!』。
ルクラから雇ったポーターが、そういわれてみれば確かに真木蔵人似だった。
でも実際は、身長150cmぐらいしかない小柄なおじさんなのだが。
このほか、同級生や、元同僚に似ている顔の人など、たくさんいて、おかしい。
最近私が密かに会うのを楽しみにしているのは、チベットツアーを催行している会社のスタッフ。彼は、耳が大きくて、妖怪人間ベロにそっくりだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿