ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2015年3月11日水曜日

桃の花とジャスミンの花

 
 
2月初め頃から咲き始めた桃に似た花。現在あちこちで満開中。桜にも似ていて、日本の春の雰囲気を感じさせている。
 
ピンク、白、1本の木からピンクと赤、二色の花が咲いているものなど、いろいろ。
 
先週末、ナガルコットへ行く途中に見かけた民家。後ろに白いヒマラヤ。庭には白とピンクの桃(桜桃)の花。絵になる光景だった。
 
 

 

 
カトマンズ空港前にも、等間隔で植えられている桃に似た木。排気ガスまみれで少し気の毒だけれど、目を楽しませてくれる。
 
 
 
 
今年は、ポツポツ咲き始めているのを見かけたのが2月後半だった。写真は3月1日の様子。この前後悪天候で、カトマンズも雨。トレッキング地では大雪
 
肌寒く、しまったジャケットなどを取り出して着る日が数日続いたが、3月4日より天気は回復。今は満開の花を咲かせ、モクモクとよい香りを放っている。


2015年3月7日土曜日

カトマンズ空港閉鎖、本日夜解除に

3月4日早朝のトルコ航空機着陸失敗事故発生時より、閉鎖されていたカトマンズ空港国際線。

7日夜やっと閉鎖解除となった。

当日の便はほとんどが遅延(欠航)となってしまったが、事故前からカトマンズに駐機していた国際機が、夜、約3日半ぶりにカトマンズ空港を離陸したようだ。

カトマンズ空港はネパール唯一の国際空港。ここが閉鎖されると、空路国外へでることは不可能になる。

ネパールから国外へ出られない人、ネパール入りできない人など、かなりの数になった模様。

3~4日間は24時間体制で空港稼働させ、約4日間の間に膨れ上がったたくさんの乗客たちの輸送に全力を尽くすべく、各航空会社とも、臨時便を飛ばす予定とのこと。

各地停滞していた皆さま、ひとまずはお疲れ様でした!

2015年3月6日金曜日

NHK総合テレビ「幻解!超常ファイル・雪男“イエティ”の真実(前編)」3月7日放送

3月7日(土)22:20~22:40
NHK総合テレビ「幻解!超常ファイル・雪男“イエティ”の真実(前編)」
http://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2015-03-07/21/17898/

昨年11月に撮影コーディネートさせていただき、年末にBSプレミアムで放送されたこの番組が、今度は地上波で放送されます。

今週と来週の2回、前編・後編に分けて20分ずつの放送となります。

昨年末見逃された方、BSを見られる環境になかった方、是非この機会にご覧ください!

カトマンズ空港閉鎖3日目

 
3月4日早朝から閉鎖されているカトマンズ空港国際線。全ての国際線の離発着が止まって今日で丸3日目。
 
3月5日昼過ぎ、事故機撤去のための機材がインドから到着するも、6日現在撤去できておらず、未だ閉鎖中。
 
写真は、空港にいる関係者より送ってもらったもの。今朝9時半頃の様子。
 
 
 
 
 
本日午後の情報によれば、明日7日午前10時までの閉鎖は確定。その後閉鎖解除されるというわけではなく、状況次第ではさらに閉鎖延長も考えられるとのこと。
 
おそらく7日も終日閉鎖だろう、というのが、多くの人たちの声。
 
※ 国内線は通常運航しています。
 
情報入り次第また ツイッター にも更新します。
 
=== 
 
ネパールには、国際空港は、現在閉鎖中のカトマンズ空港ひとつしかない。つまり、空路で国外脱出する方法が閉ざされているということ。陸の孤島であることを実感する。
 
国際線が使えない状況で日本への帰国を考える場合、インド国境まで国内線で飛び、そこから陸路インドに入国し、デリーへ移動後、日本に向けて出国する、というのが、最短方法だろうか。(インドビザの問題はあるが)

2015年3月5日木曜日

カトマンズ空港国際線閉鎖2日目

 
 
昨日4日早朝に起きた、トルコ航空機着陸失敗事故の影響で、昨日よりカトマンズ空港国際線は閉鎖中。
 
カトマンズを離発着する全ての国際線が運休となっており、ネパールに到着できない人、ネパールから出国できない人が、かなりの数いる模様。
 
昨夕と本日午前中に、市内のゴウサラ交差点(パシュパティナート寺院近く)を通過したときにも、カトマンズ空港駐機場の不自然な位置に停まっている事故機の尾翼が見えていた。(次の写真の中央、木の右横)
 
 
 
本日午後から事故機を撤去する作業が始まったが終わらず、明日6日午前10時までは閉鎖が決まっているという。その後もどうなるかは未定。長引く可能性もある。
 
ちなみにカトマンズ空港国内線は、昨日4日14時頃には閉鎖解除となり、運航再開している。
 
本日は朝から快晴で、6時半過ぎから国内線が上空を飛ぶ音がひっきりなしに聞こえていた。
 
昨夕からナガルコットへ行っていたのだが、冒頭の写真には、今朝見えたヒマラヤとともに、マウンテンフライトを終えてカトマンズ空港へ戻る途中のブッダエア機も写りこんでいる(写真中央やや上にわずかに)。
 

2015年3月4日水曜日

カトマンズ空港トルコ航空機事故と空港閉鎖情報


 
本日3月4日7時45分頃、カトマンズ空港に着陸を試みていたトルコ航空(イスタンブール発TK726便)が、着陸失敗にするという事故が起きた。

乗員乗客すべて救出され、大惨事にはならずに済んだ。前方にはネパール航空機やジェットエアウェイズ機も駐機しており、また、近くには大きなオイルタンクが置いてある場所もあるため、危機一髪だったといっていいかもしれない。

ツイッターでは事故発生直後から現場の様子をツイートし続けていた。早朝よりカトマンズ空港に用事があり、スタッフ二人が7時頃から待機していたため、現場からのリアルタイム情報を、画像つきで送ってくれていたのだ。

スタッフたちによると、事故30分ぐらい前から、トルコ航空機がカトマンズ空港に着陸を試みるもできず、地面すれすれを飛んでいるおかしな様子を目撃していたそうだ。

航空会社職員たちと話題にしていたところ、スタッフの一人が乗る予定のヘリコプターの離陸時間となった。飛びたつヘリをヘリポートから見送り、ヘリコプターのプロペラ音も聞こえなくなったので室内に戻ろうとしたそのとき、ドーン、という轟音が3回程聞こえたそうだ。



飛行機が落ちたに違いない!と叫ぶ航空会社スタッフとともに再び外へ出、あたりを見渡すも濃い霧に包まれていて先があまり見えない。

飛行機が落ちたと思われる方向へ軍隊や、消防車が駆けつける。



目と鼻の先での出来事に、恐怖と興奮をおさえきれないスタッフからの画像が、viberを通じて立て続けに届いた。

その後、ヘリコプターでカトマンズに戻ってきたスタッフも、上空から事故機を撮影していた。( ↓ )



ところで昨日まで悪天候が続いていたのだが、今日は久々に晴れ。ほぼ定刻通り、6時半頃からカトマンズを離発着する国内線の音が聞こえていた。

カトマンズ発ルクラ行便も順調に始発便4便飛んだようなのだが、その後トルコ航空の事故が起き、カトマンズ空港国内線・国際線とも閉鎖に。

ルクラへ飛んだ国内線はカトマンズへ戻ってくることができず、ラメチャップ間を往復していた模様。

ルクラ空港にも別のスタッフがいて、ラメチャップから飛んできたと思われる着陸寸前のタラ航空機を撮影していた。



ちなみに、カトマンズ空港国内線の閉鎖は14時頃解除となったが、国際線は現在も閉鎖中。運航再開できるのは5日夕方になる模様だ。

※ 写真はすべて、本日現場にいたヒマラヤンアクティビティーズ・スタッフたちによる撮影。

2015年3月2日月曜日

エベレスト方面ナムチェ、タンボチェからの雪の写真

<3月2日昼前ナムチェにて、雪に埋まった祈祷旗>
 
 
カトマンズでも雨が降り続いてた昨日と今日、トレッキング各地標高3500m前後にいるガイドたちから、次々と大雪の報告が入る。
 
アンナプルナベースキャンプ方面デウラリ周辺(標高約3000m)
ランタン(標高約3500m)
エベレスト方面ナムチェ(標高約3440m)
エベレスト方面タンボチェ(標高約3867m)
 
どこも大雪で、50cm~1m近くの積雪となっていると。
 
エベレスト街道にいるガイドたちはviber経由で次々と雪の画像を送ってきてくれた。
 

<3月1日夕方ナムチェにて。雪が降り始め積もり始めたころの様子>


<3月2日午前中ナムチェのホテルの窓から。雪がひどく視界不良>
 
このころ、積雪もさることながら、視界不良で、ガイドたちとは別のロッジに泊まっているポーターが、同じナムチェ内なのに、ガイドのホテルまで移動できない状況だったと。
 
 
<3月2日夕方。上の写真と同じホテルの窓から>


画像とともに、空が明るくなってきたとの電話。このころカトマンズでも一瞬青空が見え始めて、日も差し始めていた(すぐに曇ってしまったが)。


<3月2日昼頃、タンボチェにいるガイドからも僧院前の画像が>
 


<参考画像:昨年11月のタンボチェ僧院前>
 


・   ・   ・

アンナプルナ方面やランタン方面に比べ、エベレストエリア(特にカラパタール方面)でのネット接続事情はよく、ほとんどのロッジでwifiが使え、道中でもデータ通信接続できる。ガイドの多くがスマホを持ち、リアルタイムの画像付き情報を送れる時代となっている。

※写真はすべて、現地にいたヒマラヤンアクティビティーズ・ガイドたちによる撮影。

2015年3月1日日曜日

ビクラム暦新年2072年のカレンダー入手


本日、ネパールの公暦ビクラム暦2071年、11番目のファグン月16日。新年2072年は4月14日から。あと一か月半で今年も終わる。

毎年この時期、新年のカレンダーが街で売られ始める。

先日チールを拝みに行った日の帰り道、アサンでカレンダーを購入。

何気なく立ち寄った露店だったのだが、昨年カレンダーを購入した店と同じだったみたい。

2015年2月28日土曜日

ストローで飲むお酒・トンバ



一昨日、いつもオフィスでおいしいカジャを作ってくれる賄スタッフの家に、夕飯に呼ばれ出かけた。

最初に出てきたトンバ。発酵させたコドと呼ばれるイネ科の穀物(和名シコクビエ?)にお湯を注いで飲むお酒。専用の容器(ここではアルミ製)に入れられ、ストローで吸って飲む。

トンバ、ネパール語ではतोङवा と書き、はじめの音は、「トゥ」でなくて明らかに「ト」の文字を使っている。しかしなぜか、カタカナでは「トゥンバ」と表記されることが多く、いつももやもやする。現地人の発音を聞いても、「トゥ」には聞こえないのだが。

「ト」より「トゥ」の方が外国語っぽく聞こえるから、勘違いされているのかなあと推測。

2015年2月27日金曜日

バサンタプル広場にチールが建てられた


色水や色の粉を掛け合う祭・ホーリー祭まであと一週間(カトマンズなどでは3月5日、南ネパール地方では翌3月6日)。

ホーリー祭解禁の目印となる竹の柱・チール(चिर)が昨日、カトマンズ市内バサンタプル広場に建てられた。

 
例年‘、この時期は春霞の影響かはっきりしない空模様の日が多い印象がある。でも今年は、昨日ほぼ1日中降り続いた雨の影響で空気が澄んだためか、久々に青空を背景にチールを撮れた気がする。
 
右奥に見える三重の塔はナラヤン寺院。左奥はクマリの館。
 
 
 

ところで、ナラヤン寺院前で、何かの集会をやっていた。

先日、このエリアで、10代の女子生徒が異性から強酸を顔にかけられた事件があったのだが、被害者の治療費を募る募金運動と、このような事件を二度と起こさないいよう訴えかける目的の集会だったようだ。

関連ニュース
http://www.ekantipur.com/2015/02/23/editors-pick/2-schoolgirls-hurt-in-acid-attack/402005.html

2015年2月25日水曜日

鳥の顔のような極楽鳥花(ストレリチア)


極楽鳥花(ストレリチア)、というのだろうか。鳥の顔にもみえる、この花。

庭に3本あって、一本は最近枯れてしまったのだが、残り二本は昨秋よりかれこれ4か月ぐらい咲き続けている。

先日の帰国時に立ち寄った宮崎空港の屋上でも、偶然見かけたこの花。

宮崎では、ブーゲンビリアの花が咲いているのも見かけたし、田園の風景も何となくカトマンズ郊外を思わせるものがあり、以前から共通点を感じていたのだが、今回この花も見かけて、うれしくなってしまった。

2015年2月22日日曜日

おめかしダルバート

 
以前から、オフィス近所のホテル併設レストランにランチに呼ばれていて、本日昼時、スタッフたち6名と訪問。レストラン仕立てのおめかしダルバートをご馳走になる。
 
ヤギ肉カレー、ダルスープ、パニールとジャガイモ・カリフラワーのカレー、青梗菜炒め、トマトと山椒のアチャール、パパド、キュウリと人参のスティック、ヨーグルト、そしてごはん。食後のコーヒーで〆。
 

 
 
いつもオフィスの賄い食作りで忙しいスタッフたちが、本日は留守番をしてくれていて、ピザとパラクパニール(ほうれん草とカッテージチーズのようなパニールのカレー)をカジャ用にテイクアウト。
 
写真はパラクパニール。アルミホイルの包みの中味はロティ。
 
テイクアウト用には、どのレストランでもアルミ容器に入れ、プラスティックのフォークとスプーンをつけてくれる。

2015年2月19日木曜日

ギャルポ・ロサールのご馳走


本日ギャルポロサール。シェルパ族の新年。

カトマンズに住むナムチェ出身シェルパ族の家庭で、簡単なお祝い料理をご馳走になる。

半年前に仕込んだというロキシー、揚げ菓子カプセ、甘酒のようなお酒、レーズンやこの日のためにチベットから毎年取り寄せるという特別なナッツ入り甘いごはん、そして、しょっぱいバター茶。

ところで、この家庭には、毎年冬になると、タンボチェにある僧院の高僧が、越冬のため滞在しにくる。先日のテレビ撮影協力の際には、イエティについてのインタビューをさせてもらったりして、高僧も、以前以上に親近感をもって接してくれるのが、恐れ多い。

2015年2月18日水曜日

国立劇場の危険な天井


カトマンズ市内、タメル近くにある国立劇場・Rastriya Naach Ghar。

昨日中に入ったのだが、ふと頭上をみてぎょっとした。写真ではわかりづらいのだが、天井の各所はがれまくり。枠組みに不安定に引っかかっているだけのものなどもあって、すこしの振動で、バラバラと落ちてきそう。



プログラムよりも天井が気になって、いつでも脱出できるよう、避難経路を確認。生きた心地がしなかった。

よくこんなんで営業してられるなあ。今まで惨事が起きていないのが奇跡的。

2015年2月17日火曜日

シバラトリ(シバ神生誕祭)

 
今日はシバ神生誕祭・シバラトリ。
 
カトマンズ空港近くのパシュパティナート寺院は、ネパールのみならず、インドなどからの参拝客もたくさん訪れ、賑わう。寺院周辺、かなり広い範囲で通行止めとなるので、空港へ/からの移動は、迂回が必要になっていて、時間がかかっていた。
 
シバラトリのこの日は、子供たちが道を通せんぼして、お小遣いをもらう習慣がある。
 
この日、夜たき火をし、シバ神へのプジャをするのだが、子供達がこうやってお小遣いを集めるのは、たき火をするための薪や、シバ神へのお供え物(と称したお菓子)を買うのが本来の目的のようだ。実際の使い道はそうとも限らないが。
 
朝の移動途中、自宅から大通りに出るまでの小道で、早速3組程と遭遇。5ルピーずつ渡して通過。
 
通せんぼをしている中には、「写真撮らせてね」とカメラを向けると、そそくさと退散してしまった子たちもいた。春のホーリー祭同様、通行人に迷惑をかけるような行為は、最近あまり良し とされないようで、証拠写真とともに通報されて怒られるのを恐れたのでは?というのが同行者の弁。
 
モラルの向上とともに、こういう習慣がだんだん消えていってしまうのだとしたら、少し残念に思う。

2015年2月16日月曜日

足踏みミシン

 
ネパールではまだまだ現役で活躍している足踏みミシン。停電も多く、電動よりも足踏みや手回しの方が効率的。アンティーク調で眺めているだけでもワクワクしてくるその外観。
 
カトマンズ市内中央郵便局裏に、ミシンを扱う店が数件並んでいる。多くがインド製足踏み式だが、ブラザー社の物などもちらほらと。先日、念願のミシンを1台購入。
 
壊れたときにすぐに修理してもらえる、インド大手USHA社の足踏み式を選択。
 
オプションでモーター((フットスイッチ)をつけることもできるというので取り付けてもらい、1万ルピーでおつりがくる程度の金額。(約1万円)
 
電動ミシンとしても使える仕様にはなったが、足だけでカタカタと、リズミカルに動かしながらの作業にあこがれる。
 
右手ではずみ車を「えいっ」と回すと同時に、踏み板に乗せた足に交互に力をかけて踏み込む。ただそれだけの作業なのだが、慣れないと空回りばかりして、なかなか難しい。しかしコツをつかめばその後はラクラク。その時のうれしさといったら、自転車に初めて乗れるようになった時の、あの快感と共通するものがある。
 
・・・と、念願ぶりをアピールしたが、ミシンで何を作りたいというわけでもなく、とりあえず最初は、たまった古タオルをひたすら雑巾に仕上げたいと思っているところなのだ。

2015年2月15日日曜日

10周年

ふと気づくと、当ブログ、10周年を迎えていました。

はじめてブログ記事を書いたのが2005年1月21日。ありがちな「はじめまして」的な記事にはしたくなく、さらっと,、何気ない日常を書いたことを思い出します。

なぜ2005年1月にブログを始めたのか、というと。

初めてネパールを訪れて10年目に当たる年だったから。ネパールに住み始めて丸5年が過ぎたところだったから。・・・というのは、こじつけを考えていて今気づいたことで、特に理由もなく、ただ、当時「ブログ」が割と新鮮な情報発信手段だったこともあり、やってみようか、と思ったから、だったような気がします。

あれから10年、いろんなことを発信してきました。自分でもすっかり忘れていることも多いのですが、読者の方から、「以前こんなこと書いてたね!」とか「こんなことあったでしょ?」といわれることがあり、昔の記事を読み返すとけっこう赤面したりすることも多いです。

最近また更新頻度が落ちていますが、これからも、身の回りのささやかなネパール情報を発信していきたいと思っています。

2015年2月7日土曜日

TBS「情熱大陸」2月8日放送

2月8日(日)夜11時分~TBS「情熱大陸」
公式HP http://www.mbs.jp/jounetsu/
お化粧支援活動を行う社会実業家・向田麻衣さんが登場します。

番組制作の方に撮影協力のお話をいただいたのが2013年末。放送実現まで1年以上かかりました。難しいテーマだけに、取材交渉先に断られたりと、いろいろありました。

向田さんの活動はもちろん、ネパールのいろいろなシーンも垣間見られると思います。

是非ご覧ください。

2015年1月26日月曜日

ジュネリマッカイ


そして午前中のお茶請けカジャ(おやつ)は、ジュネリ・マカイ。

直径2㎜程の小さな穀物(日本語では何というのだろう?)のポップコーン。

写真ではわかりづらいけど、とうもろこしのより3回りぐらい小さめ。

2015年1月10日土曜日

遅ればせながら新年のご挨拶。



2011年から屋上で開催している、新年最初のオフィスの慰労会&新年会。(開催記録: 2011  2012  2013   2014

記念すべき5回目となる今年、例年通り15日に実施しました。

ガイドやスタッフたちとの結束力を高める貴重な場にもなっています。

オフシーズン中のピクニックに加え、皆が楽しみにしている冬のイベントの一つです。

まだトレッキングから戻っていなかったり、観光へ出ていたりして、参加できない者もいましたが、それでも35名が集まり、楽しい会となりました。

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毎年、食事は賄いスタッフと、コック経験のあるガイド主導で、朝からオフィスの台所で準備します。

今年はメインスタッフが喪中で1年間肉を断っていることもあり、ベジタリアンでも満足できるメニューも何品か考えてくれました。

鶏肉15㎏分のカレー、マショウラのチョエラ、カリフラワー・いんげんのような野菜・青菜を炒めたもの、プラウンチップス、パパド。アルコールとソフトドリンクは飲み放題。

皆が楽しみにしている、お年玉も兼ねたボーナス授与式も欠かせません。


内輪ネタで恐縮ですが、今年も、楽しい会となりました。

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昨年も嬉しかったこと、大変だったこと、いろいろなことがありました。

トレッキング中、娘(20歳)の病死を知るも、そのまま誰にも告げず、下山まで任務をまっとうしたガイド。障害のある娘はずっと寝たきりで、最近は病気がちで体が弱ってきており、自分のガイド中に起こり得る不測の事態については常に覚悟を決めていたのだと、あとから話してくれ、胸が痛む思いでした。

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別の時には、高山病の症状が出てカトマンズに緊急搬送されたお客様に、下山後、カトマンズの病院で検査を進めていくうち、高山病とは直接関係のない重篤な病気が見つかった、ということもありました。カトマンズでしばらく入院されたあと、医師・看護師付エア・アンビュランスでバンコクまで搬送され、その後やっと帰国することができ、日本の空港から病院へ直行されたと聞いています。

トレッキングへ行く際にはかならず海外旅行保険契約していただくようお願いしていますが、それは単に高山病のためだけではありません。骨折やケガ、そして、今回のような特殊なケースが起こりうる可能性もあるわけで、保険加入の重要さを認識した次第です。

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国際線のロストバゲッジはよくありますが、大事な仕事道具が到着せず途方に暮れたこともありました。荷物の到着を待つわけにもいかず、予定通りトレッキング開始。荷物はお客様よりも二日遅れてネパールに到着。この時点で、この大事な荷物を通常の方法でお客様に届けることは難しい状況です。しかし、スタッフ、ガイド、そして普段から交流のある関係者たちの連結力で、不可能を可能にしました。

急きょ近くまで飛ぶヘリを探したころ、知り合いのパイロットが、飛行予定地のシャンボチェまででよければ運んであげるよ、と快諾。荷物を託したあと、着陸場所近くにいるポーターに連絡し、受け取りを指示。その後ポーターが歩いてタンボチェをめざし、無事お客様に渡すことができたのでした。

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毎年多数のトレッキングを手配しており、毎回異なるいろいろなドラマに遭遇します。困難なこと、大変なこと、うれしいことなど、担当ガイドだけではなく、事務スタッフたち、他のガイドたちとも皆で共有しています。

そんなことを振り返りつつ、今年の新年会・慰労会も楽しく過ごしました。

れも、たくさんのご利用者の皆様のおかげです!

遅ればせながら、昨年中は、たくさんの方々にご利用いただき、ありがとうございました。本来、お一人ずつお礼申し上げるべきなのですが、この場を借りて、失礼いたします。

今年も、新しい出会いと、リピーターの方たちとの再会を楽しみにしています!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。