海のない国ネパール。地元産の魚はすべて川魚。
カトマンズからもそれほど遠くない、川魚で有名な村に帰省していた知人が、お土産を持ってきてくれた。
干物と生魚。
干物は新聞紙に包んで、生魚はバナナの葉に包んで持ってきてくれた。
寒い時期とはいえ、生魚をそのまま持ってくると傷みやすい。そこで、防腐効果のあるバナナの葉に包んだ、というわけだ。日本人が、竹の皮を使うような感覚だ。
バナナの葉からもれる魚のほのかな生臭さ、きっちり包んである様子、ずっしりとした重みは、安易に『柿の葉寿司』を連想させるからいけない。無性に食べたくなってしまった。
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