トイレの話4 のつづき
もし、当時滞在した村で、用足し後の処理法が水式であったなら、私もはれてネパール流水式処理デビューを果たし、抵抗なく左手でささっと流せていたかもしれない。
しかし、葉っぱ式を体験しただけで、もう十分、的な脱力感に襲われてしまった。
手動水流し式であれ、石or葉っぱ式であれ、トイレットペーパーを使わない排泄後の後始末は、便利でもある。地球にも優しい。水式に限っては、(おしりにとっては)衛生的でもある(*)。だから、日本でも自動ウォシュレットが当たり前のように普及しているのだろう。
* ただし、じかに左手でウンチをさわって洗い流すので、衛生的さを強調はできない。
村へ出かけ、トイレの際に、ネパールの自然にそぐわないトイレットペーパーをそそくさと握り締めるたび、早いうちにネパール流を習得しておけばよかったと、後悔の念を感じてしまのだ。
おわり
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