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2006年5月4日木曜日

長距離バス乗り場



カトマンズ、パタンを含めた何箇所かに大きなバス乗り場(バスパーク)はあるのだが、その中でも、各地を結ぶ長距離路線(ローカルバスのみ)の発着地点となっているのが、ナヤ・バスパーク(ニューバスパーク)。タメル(旅行者が多く集まる地区)から2kmほどまっすぐ北上したゴンガブという場所にある。

今日、ちょっとした用事で、久々にこのナヤバスパークを訪れた。近くを通り過ぎることはよくあるのだが、中まで入っていったのは、実に3年半ぶり。心なしか、きれいになった気がした。




さて、ここはローカルバスのみのバスパークというだけあって、チケット販売カウンターの表記はほぼネパール語のみ。でも、外国人も利用することが多い路線のチケットカウンターには、英語表記もあるので分かりやすい。

たとえば、、、




南ネパールを通過してインド方面(バラナシ)へ抜けるなら、この看板が目印。

Sunauli(カタカナで書くと『スノウリ』)は、ネパール・インド国境の町(ネパール領)。カトマンズからだと、日中の所要時間は順調に行って10時間ぐらいだろうか。(カトマンズ~スノウリ間直線距離で約200km弱しかないのだが、こんなに時間がかかる)




ランタン方面のトレッキングに行くなら、この看板が目印。

ゴサイクンダ・トレッキングが目的なら、Dhunche(ドゥンチェ)まで、ランタン谷・キャンジンゴンパ・トレッキングが目的なら、Syabrubesi(シャブルベシ)で降りればよい。カトマンズから約100km、所要時間は8~9時間。




インドのダージリンまで行くなら、この看板。カトマンズからのダイレクトバスで、運賃たったの700ルピー(約10USドル)。ネパール人、外国人ともに同額というから、今すぐにでも乗っていきたくなってしまう。

でも、外国人はインド入国時に事前に取得しておいたビザが必要で、インド側に抜けるにはイミグレがある町を通過する必要があるから、そういうわけにも行かない。このバスはイミグレがある町は通らない。

このため、外国人はインド国境に近いネパール最後の町までしか乗せてくれないとのこと。

ネパール人は、インド入国時にビザ不要なので、カトマンズ~ダージリンまで一気に行くことができる。カトマンズ~ダージリン間は、直線距離だと300kmほどしかないが、車道が通っている道を行くと、所要日数1日半~2日ぐらいはかかる。

今回このバスパークを訪れたのは、前述の通りの理由で、特に、どこか遠くへ行く予定があったわけではない。でも、こういう場所に来ると、空港とか、大きな鉄道の駅とか、そういう場所に身を置いた時と同じで、今すぐにでもどこか遠くに旅立ちたくなるような、いてもたってもいられない気持ちになる。

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