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2005年8月25日木曜日

郵便局にて

お盆中に実家の母が送ってくれた荷物を、今日郵便局で受け取ってきた。

郵便局で荷物を受け取る際には、局員の前で荷物をあけて、中味をチェックしてもらう必要がある。

「あなたたちには見慣れないものかもしれないけれど、これがないと日本人は生きていけないのよ」などと言いながら、海苔、昆布、かつお節などの袋を取り出す。

袋物に混ざって、ビニールとガムテープでぐるぐる巻きになっている白くて丸いタッパーが一つ入っているのを見つける。

「これは?」と、1人の局員が私に尋ねる。

私が答えるよりも先に、もう1人の局員が答える。

「これは、見るからにしてアチャールでしょ」

アチャールとは、ネパール人の食事に欠かせない添え物。辛いものや、すっぱいもの、しょっぱいものがあって、日本人にとっての、漬物とか、梅干とかに相当するものだ。

局員のおじさん、すごいじゃない! そういえば私、梅干も頼んでいたんだった。梅干は、アチャールに属するもんね。

中味の見えない容器を前にして、祖国の味(ちょっと大げさだけど)を言い当てた局員のおじさんに、何となく親しみを感じ、ほのぼのと過ごした一日だった。

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