日本の暦だと、明日7日は立秋だ。
立秋までに届くことを祈りながら、先日、暑中見舞のハガキを日本宛に送った。
ネット時代のいまどき、年賀状はともかく、暑中見舞のハガキを送る習慣なんて廃れてしまった気もするが、ヒマラヤン・アクティビティーズを利用してくださった日本人のゲストには、毎年、ネパールから送ることにしている。
(日本人は日本人でも、アメリカやカナダ、タイに住んでいる方にも送ってしまう。すたれつつある暑中見舞の習慣を、ネパールから発信するのは、なんだかおかしな気もするが、まあいいか)
数百人宛となるが、コメントは、なるべく、利用者の特徴や、言動を思い出しながら、一人一人宛に手書きでつける。
オフシーズン中でもあり、時間もたっぷりあるので、ガイド、スタッフ総動員で、宛名とコメントを書く。
「あれ、このゲスト、どんな人だったっけ?」
「ほら、2年前、○○がガイドで、ゴーキョまで行く予定だったけど、ナムチェで高山病になった人」
とか、
「チトワンへ行ったら、陸路が土砂崩れになって、移動が大変だったときの、あの若い夫婦」
などという会話が飛び交い、楽しみながらハガキを書く。
利用客のみんながみんな、私たちのサービスに満足してくださったとは限らないので、もしかしたら、毎年送られてくる賀状やら暑中見舞いやらを、うざったく思っている人もいるかもしれない。
が、今年も送ってしまった。
立秋に間に合わせるつもりだったが、立秋後の到着になってしまいそうで、少し気になっている。
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