2007年11月9日金曜日
ティハール祭:ラクシュミ女神にプジャをする日
ティハールがはじまって、町のミタイ屋(ネパール、インドの甘いお菓子屋)は、色とりどりの菓子を並べ始めた。
神棚にお供えするために購入していく人たちも多かったようだ。
原材料に牛乳、砂糖、ココナッツ、米粉などが使われるのこの菓子類、驚くほどの激甘。そして、驚くほどの着色が施される。ハエやハチが常にたかり、すごい状態で売られていることが多い。
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ところで、この時期には珍しく、午後から雨が降った。『バイリ』(*)はどうなってしまうんだろうね、とネパール人たちは話していたが、雨は夜には止んだので、影響はでなかったようだ。
(*) (主に)子供たちが近所を回り、歌や踊りを見せながらおひねりをもらい歩く習慣。この日は主に女の子たちが主役となり、家々を周るので、『バイリ』と呼ばれる。(男の子も参加する場合は『バイロ』と呼び名が変わるが、本来、男の子の出番『デウシ』は明日)。バイリ(またはデウシ)の様子は 昨年の記事 をご参照ください。
村のとある家庭にて。この家庭では、ラクシュミプジャの際、必ずクチョ(ネパールの柄無ほうき。『アムリサ』と呼ばれる植物から作られる)を傍らに置きプジャをする。
『夜、掃き掃除をしてはいけない。(日没後、家の中から外に何かを掃くと、同時に、家の中の富・財・幸(=ラクシュミ女神)が一緒に逃げてしまうから』という俗信がネパールにはあるのだが、ここから由来し、ラクシュミが逃げないよう、ほうきもラクシュミ神の横に備え、一緒にプジャをするのだそうだ。
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