本日15時35分頃、カトマンズ市内で地震があった。体感的に、震度3ぐらいで、横揺れだっただろうか。
揺れ自体は、10秒程度だったと思うのだが、子供の頃から身についた習慣というのはあなどれない。部屋のドア(*)を全開にし、机の下にもぐるという一連の作業を、無意識のうちにしていた。そんな私を見て、周りのネパール人たちは呆気にとられていたようだ。
(*) ネパールの家の造りはかなり雑。地震の被害を受けたわけでもないのに、立て付けが悪くて開かない窓などもある。少々の揺れでドアが開かなくなる確率はかなり高いので、今回もとっさにドアを開けていた。
そういえば、2000年~2001年にかけての冬に、体感できるほどの揺れをカトマンズで感じたことがあった。このときは、確か、インドのグジャラート州で大地震が発生し、その揺れがカトマンズにも伝わってきたのだったと記憶している。
このときも、カトマンズの揺れ自体は震度2~3(体感震度)だったので、日本人にとってみればたいしたことのない揺れではあったのだが、揺れに驚きパニックになっているネパール人を横目に、一人冷静に机の下にもぐった記憶がある。(実際には、ネパールでは机の下にもぐるより、屋外に逃げたほうが安全そうなのだが)
今回も、インドあたりで大地震が起きて、それが伝わってきたのかも、と話していたのだが、ネパール国内(カトマンズ北部、ヌワコット郡とラスワ郡の郡境あたり)が震源だったようだ。
ネパールにおける地震の恐怖については 過去記事 をどうぞ。
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