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2007年10月18日木曜日

ダサイン祭:カトマンズ市内で売られていくヤギたち



明日はダサイン祭8日目。この祭の主役、ドゥルガ女神に生贄を捧げる日でもある。生贄としては、カトマンズ市内などでは、ヤギを捧げるのが一般的。

カトマンズ中心部にあるヤギ市場は、まだヤギを購入していない人たちと、まだ買い手が決まっていないヤギたちでごった返していた。




ヤギは道路にまでも並べられ、大きな秤に載せられ、量り売りされる。

そして、タクシーに無理やり乗せられたり、バイクの二人乗りで後部座席の者に抱きかかえられたりしながら、家まで運ばれる。






タクシーに乗るヤギ、バイクに乗るヤギ、どちらも滑稽!




人と家畜がごった返す中、チャングラ(羊の一種)が一頭、脱走に成功!

でもすぐ羊飼いたちに追いかけられ、捕まえられてしまったのだが、、、。

ところで、私が住む家の近隣では、毎年、生贄用のヤギを確保するのが早い。今年も、数日前からヤギの鳴き声が聞こえてきていた。

特に昨日の夜は、一晩中、両隣の家のヤギが鳴き続けていてうるさく、夜中に何度も目が覚めてしまった。

本当かどうかは知らないが、ヤギは、自分が絞められる日が近づいているのがわかるという。昨晩の尋常でない泣き声は、自分の命もあとわずかとわかっての、最後の叫びだったのかもしれない。

その証拠に、今日はもう泣き声が聞こえない。たぶん、隣家の人たちは、明日(生贄を捧げる日)まで待ちきれずに(早く肉を食べたくて)、昼間に絞めてしまったに違いない。

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