11月21日に政府とマオイストの和平合意が成立し、平和ムードのネパールだが、いまだにトレッキングルート上でのマオイストによる寄付金徴収は行われている。
特に、アンナプルナ方面。
トレッキング日数1日あたり100ルピーの計算で、通行料と証した寄付金を、相変わらずマオイストは外国人トレッカーに要求しているとのこと。(エベレストトレッキング方面での徴収は11月21日以降廃止となった模様)
TRC(10月27日より導入され、12月12日から休止となったトレッキング許可証)が施行されていた間は、そこに記載されたトレッキング日数に応じた金額の支払いを求められていたようだが、TRC制度も休止となり、トレッキング日程を明らかにする公の記載物がなくなってしまった。
マオイストにトレッキング日数を尋ねられた場合、ガイドが口頭で回答することになるわけなのだが、日数が短いトレッキングの場合、マオイストが信用してくれない場合があるのだそうだ。
ガイドには、英語で書いた手書きの日程表を持たせているので、ガイドがそれをマオイストに見せ、日数の証明をすることもあるようなのだが、『ネパール語で書いた正式な日程表を作ってくるように』と言われ、もめることも時々あるそう。
そこで、無駄なトラブルを防ぐため、マオイストへ提示するための、社名&スタンプ入り+ネパール語での日程表を作成することにしているのだが、違法な寄付金徴収用に正式な文書を用意して備えるというのも、なんだかおかしな話だ。
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