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2006年12月31日日曜日

大掃除は飼い猫に導かれ

朝起きると、まずすべての部屋のカーテンを開けてまわる。

飼い猫が寝ている居間に入った瞬間、思わず悲鳴を上げてしまった。

ウチの猫は非常に野性的で、よく、近所の空き地で狩ったどでかいドブネズミを室内に運び込んでは放置する。最近では死骸の内臓が丸出しとなっている状態のこともあり、後片付けは気が滅入る作業だった。

しかし、冬場は狩りをやめ、おとなしくしていることがおおいので、ここの所ずっと、ネズミの死骸処理をすることはなかったのだが、今朝、まさに今、猫がネズミの内臓にかぶりつき、ガリガリ音を立てながら食い散らかしているシーンを目撃してしまったのだ。

場所は、獲物をとってくると必ず置く、テレビの台の下。

今日のはいつになく豪快なかぶりつきようで、床の広い範囲が、血で汚されている。

大声を上げて、猫をしかりつけたところ、動転したのか、食べ途中のネズミをくわえてあちこち走り回った後、掃除しにくい竹ラックの中に逃げ込んでしまった。猫が走り回ったあとには、ネズミの血が転々と滴り落ちている。

いやがおうでも、拭き掃除をしなくてはいけない状態。

今年の年末は、大掃除はしないつもりでいたのだが、猫が逃げ回った後を掃除しているうちに、気づいたら本格的な掃除をすることになってしまっていた。

ちなみに、ビクラム暦が公暦であるネパールでは、西暦の年末年始はまったくといっていいほど関係のない日々が送られ、12月31日も、1月1日も普通の平日。

しかし、少しでも年末年始気分を高めたいため、おせちを作って正月を待つことにしている。ネパール産の材料を使えば簡単にできる7品目(きんとん、ごまめ、黒豆、松風焼き、煮しめ、紅白なます、白身魚の入らない伊達巻たまごもどき)と、お雑煮のだしとりは終わらせていた。

そして大晦日、しないつもりだった大掃除を、飼い猫の粗相に導かれ、最後の最後にする羽目となってしまった。

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