2005年12月12日月曜日
チベット犬はいらんかね?
毎年、今ぐらいの時期になると、写真のようなチベット犬(ボテ・ククル)の子犬を抱えて、街中で売る人たちの姿を、よく見かける。
写真の彼らは、ヘランブー地方(カトマンズから北100km以内にある地方。といっても、100km行ってしまうともうそこはチベット自治区になってしまうが。ランタントレッキング方面)の山の中から出てきたとの事。生後一ヶ月にも満たないボテ・ククルを抱え、道端に立っている。
彼らの言い値は、大体1匹2000ルピー前後(約3000円)だが、交渉していくうちに適当な価格で折り合いが付いて、販売が成立する。
去年、知人が買ったこの種のボテ・ククルは、1匹500ルピー(約800円)だった。かなり安価だったのだが、飼われて(買われて)約一ヵ月後に、病気で死んでしまった。
ところでこのボテ・ククル、他の犬とはちょっと雰囲気が違う。何に対しても全くお構いナシというか、動じないとういうか、そういう性格の犬だ。飼い主にもなつかない事が多いらしい。そして、喧嘩好き。
子犬は、ふさふさしていて、見た目かわいいけれど、なつかないから物足りない。
以前、少しだけ接したことのあるボテククルの赤ちゃんは、食事を与えても嬉しそうな様子も見せずに、全く無表情だったから、目や耳が聞こえない犬かと思ってしまった。でも、それがこの種の犬たちの特色だと後になって知った。
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