14時半過ぎ、ナウリコットのタサンビレッジ(標高約2680m)着。
到着前から雨が降り出した。
ここから見えるはずのダウラギリ(8167m)も、氷河も、ニルギリ(7061m)も、他アンナプルナ山群も、一切見えず。
目の前の丘の上の方は雪でうっすら白くなりはじめ、雪と雨の境界がはっきり分かる。雪が降っているのは標高4000mよりも少し上あたりからだろうか。
以前同時期にゴレパニ(標高約2850m)へ行ったとき、ずっと晴れで暑く、朝晩ゴレパニ滞在時のシンプルなロッジの室温も15度程はあった。防寒着が荷物になってしまった経験がある。
今の時期、基本的には晴れることが多いし、今回の宿泊地はタサンビレッジとムスタンリゾート。この地ではリゾート扱いの高級ホテル。なので、防寒着少な目で出かけたところ、ロッジ内室温10度ほどで寒く、防寒対策が甘かった、と後悔。
宿泊客が私たちだけしかいなかったことをいいことに、寝る時以外はずっと薪ストーブの前を陣取っていた。
翌朝。一瞬雨も上がったものの、また降り始め、結局ヒマラヤは見えず、眼下に広がるカリガンダキを見下ろすぐらいしかできず。
翌朝。一瞬雨も上がったものの、また降り始め、結局ヒマラヤは見えず、眼下に広がるカリガンダキを見下ろすぐらいしかできず。
雲が垂れ込めるこんな景色も、嫌いではないが、次回来る時は是非とも絶景を楽しめるといいなあ。
出発時、入口近くに桜らしき木を見かける。
お別れのカタを首からかけてもらい、出発。
・・・
ところで、この2日後、突然の訃報の知らせが入る。私たちがここを後にした次の日の朝、マネージャーさんに突然の不幸があったというのだ。その前日には、笑顔で見送ってくださったのに。同行者皆、しばらく事情が理解できず茫然としてしまった。心よりご冥福をお祈りしいたします。
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ジョムソン・ムクティナート訪問の記録:
4月12日(日)
10:40タトパニ発→12:15ガサ着。休憩→13:30ガサ発→14:45ナウリコット着
(タサンビレッジ泊)
4月13日(月)
07:20ナウリコットのタサンビレッジ発→08:20マルファ着。河口慧海記念館立ち寄り→09:30マルファ発→09:50ジョムソン着。休憩、車手配。
11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
14:25ラニポワ発→15:45ジョムソン着。ジョムソン散策。
17:00ジョムソン発、ホテルへ→17:05ムスタンリゾート着(泊)
4月14日(火)
06:45ムスタンリゾート発、徒歩でジョムソン空港へ移動→07:00空港着。
08:50ジョムソン発ポカラ行フライト→09:10ポカラ着。
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