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2015年3月31日火曜日

エベレスト/ランタン国立公園入園料値上げの呆れる話

私が発信しているもう一つのブログにも簡単に書いたのだが、3月?日より、エベレストやランタンをはじめとする、山岳地方の国立公園指定地域の入場料が値上がりしている。(アンナプルナ自然保護区の入場料2,000ルピーについては、今のところ変更なし)

2012年6月18日に、当時の1000ルピーから3000ルピーに値上げとなって以降、久々の値上げ。

一部ニュースでは3月15日から値上げ、という記事もあったのだが、現場はこの通りではなかった。

ブログ記事にしたいものの、いつから値上げとなったのか正確な日にちがはっきりせず、各地係員により対応も様々で、3月中はずっと困惑状態だった。

・・・ 

まず、カトマンズ市内ネパール観光局の対応。入口には値上げを知らせる掲示物があるものの、いつから値上げなのかという記載はナシ。

<カトマンズ市内ネパール観光局の掲示物>


職員曰く「3月1日より値上げしていて、ここで支払っていくツーリストには値上げ額を支払ってもらっている」とのことだが、どうも腑に落ちない。

ではトレッキング地のチェックポストではどうか。

エベレスト方面モンジョ。ここのチェックポストには、3月半ば頃から次のような掲示物が貼りだされたという。


<エベレスト方面モンジョのチェックポストの掲示物>


これによると、値上げは3月15日からとの記載がある。

しかし、3月15日前に通行したガイドたちも(お客様の入場料を支払う際)、現地の係員に値上げ後の「3930ルピー」の支払いを要求されていたという事実も何度か。

ガイドたち「値上げは聞いていないし、オフィスから一人当たり3000ルピーしか預かってきていない」と答えると、じゃあ仕方ない、と、結局3000ルピーの支払いでOKしてもらえていたようだが。

ただ2日前(29日)に通行した際には、新料金印刷済みの入場券ができていて、3930ルピーを支払わざるを得ない状況になっていたそうだ。
 
<新料金が印刷され始めた入場券。エベレスト方面モンジョのチェックポストにて発行>
 
 
一方、ランタン方面ドゥンチェのチェックポストでは、3月以降も、一度も値上げ額を要求されたことはなかった。
 
最近では3月24日に入場したが、この時も同様。領収書の印刷も値上がり反映していなかったとのこと。
 
しかし本日再度しドゥンチェのチェックポストに電話確認したところ、「新料金を印刷した新入場券が届いたので、29日より値上げ額を徴収し始めている」との確認ができた。
 
事前告知がないまま値上げされただけではなく、値上げ時期も一定しておらず、値上げ反映は新領収書が届いた時から、とは、、、。いい加減すぎて脱力してしまう。

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