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2013年7月1日月曜日

ピクニック2013(10回記念の巻)

 

 

毎年の恒例行事、社員ピクニック。今年は例年より遅めの6月30日に開催。2004年から始めたピクニックも、今年で10回目となった。
 
今年の参加者は34名。0歳~50代まで年齢も様々。

会場は例年通り、カトマンズ市内から約10km離れた『タンコット』という場所にある『トリブバン・メモリアルパーク』内ピクニック場。

記録もかねて、そして、毎年ひそかに楽しみにしてくださるヒマラヤンアクティビティーズ利用者の方々に、ピクニック報告、思い切り内輪ネタになりますが、今年もお届けします。

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朝7時オフィス集合。前日から用意しておいた荷物をチャーターしたバスに詰め込み、出発は8時頃。

調理ガスシリンダーも含めて鍋釜一式、オフィスのものを持ち出す。

例年、前日に肉屋に解体を頼んでおくヤギ一頭、今年は現地で自分たちで解体することになり、バスに同乗。

現地では2回食事をするため、到着早々、下ごしらえ開始。



女性陣が準備している間、例年、男性陣はお酒片手にカードゲームを始めるのだが、今年はヤギの解体作業があるため、みな大忙し。



ヤギをつぶし、後処理をしている男性陣。

刃渡り50cmほどのククリ(ネパールの刀)は、ガイドの妻が自宅から持参。(ガイド自身はカイラス遠征中で今年は不参加)

妻、銃刀法違反で逮捕されることを恐れ、刃をショールで厳重に巻き、それを大きなカバンに入れ、1人だと不安だというので、別のガイドを派遣し一緒に行動。




10回記念用に、スタッフたち張り切って、前日にケーキをオーダーしていた。ネパールでは、ケーキをオーダーする際、インチではなく重量を伝えるの一般的なのだが、今回は5kgの大きなケーキを用意。

ケーキに入れてもらったメッセージの綴りが間違っているが、誰も気にするものナシ。

1回目の食事の前に、私が担当しケーキカットを。ヤギの解体作業などで思いのほか時間がかかってしまい、すでに12時を回っており皆おなかペコペコ。





今年の1回目の食事は、ケーキから時計回りに、ブトン(山羊のモツ炒め)、プラウンチップス、川魚のフライ、鶏肉のフライ、キュウリとニンジン、そして、中央のチウラ(乾し米)。

 


その後は例年、トランプゲームをするもの、昼寝をするもの、森の中に散策に出かけるもの、踊りを楽しむものなど、思い思いに過ごすのだが、今年はトランプゲームは禁止することに。

その代り、みなで楽しめるゲームをしよう、と、スタッフたちがいろいろ準備していて、3つ実施。

一つ目は、スイカ割りならぬ、壺割り。


(計画時、日本では壺ではなくスイカで同じことをするよ、と伝えたのだが、ぐちゃぐちゃなスイカ食べたくない、と皆に却下されてしまった)

もう一つは綱引き。これはまさに日本と同じもの。


壺割りも綱引きも、アウトドアで楽しむゲームとしてネパールではポピュラーなものだそうで、10回目のピクニックにして、私も初めて知った。

そして写真を撮るのを忘れたが、最後の一つは、皆で輪になり、音楽に合わせてボールを隣の人に回していき、音楽が止まったところでボールを持っていた人がくじを引き、そこに書いてあることをする、というもの。

「政治家の物まねをせよ」「猫の鳴きまねをせよ」「シェルパの歌に合わせて踊れ」という簡単なものから、「初めて恋人とキスをしたときの様子を再現せよ」とか「恋人に愛の言葉をささやけ」など赤面ものまで様々。

皆照れつつも拒むことなく、指示通り行動し、笑わせてくれた。

どのゲームも大盛りあがりで、大成功! 企画したスタッフたちも大満足。

(余談だが、オフィス運営に関しては口うるさくしている私だが、ピクニックの計画については、一切口を挟まない。いつも外国人ゲストに気を使っている彼らが、100%ネパール流にハメをはずす機会。ところどころ段取りの悪さも気になるのだが、ネパール流を私も満喫している)

そしてその後はお決まりのダンス大会。


並行して作ってもらっていた2回目の食事を食べたのが、16時過ぎ。

今年はカメラ所持率も多かったにもかかわらず、お酒も入り次第に酔っ払いに。しらふの私もへとへとで、後半の写真を誰も撮っていなかったという大失態をしてしまったのだが、記録もかねて、今年の2回目のメニューは次の通り。

 ・プラウ(米をギウ:バターのようなもの、で炒め、スパイスとともに、チェリー、レーズン、カシューナッツ、ココナッツなどを入れて炊き込んだ、ネパール風ピラフ)、
 ・ヤギ肉のカレー
 ・焼き鳥
 ・かぼちゃのつるの炒め物
 ・きのこのカレー
 ・ニガウリとジャガイモの胡麻和え
 ・きゅうりとニンジンのサラダ

その後も若者たちは踊り続け、片付けを終え現地を後にしたのが18時半過ぎ。

途中、10代のバイトの女の子と、若い独身ガイドが消え、帰るころになっても戻ってこず探しに行く、という場面も。

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2004年にはこのブログを開設しておらず、1回目の記録は残っていないのだが、2005年からの記録もよろしければどうぞ。

2005 / 2006 / 2007 / 2008 / 2009 / 2010 / 2011  / 2012

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この時期のピクニックと、新年の慰労会。どちらも手作りで実施してきて、皆の団結力を深める機会にもなっていたのだが、年々参加人数が多くなってきて、すべて自分たちで実施するのは大変になってきた。

ピクニックだけでも、次回からケータリングサービスを利用する手もあるね、という話も持ち上がってきている。

もしかすると、鍋釜かついで出かけるのは今年が最後になるかもしれないが、来年からも、形態は変わっても、ずっと続けていきたいイベントのひとつだ。

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こうやって毎年楽しくピクニックを開催することができるのも、たくさんのご利用者の皆様のおかげです!ありがとうございます。

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最後に。今年開けたアルコール類。ビール4ケース(48瓶)、ウォッカ3瓶、ジン2瓶、飲酒者は参加者の半分もいなかったのだが、、、。

3 件のコメント:

  1. まずは第十回おめでとうございます。最初の節目が盛会で良かったですね。
    それも0歳から50歳代まで、正に中若男女。私が参加すれば(勝手に決めるな!)最高齢者になるやもしれん。57歳で最高齢者は辛い。
    とと、私の事はおいといて。

    いきなりガスボンベを背負う屈強な男子。こんな人と高所のトレッキングに行けたら安心。
    考えてみたら全て自分で生活を組み立てられる人ばかりの集団だから、段取りさえ間違えなければ美味しい食事ができるわけ。
    山羊くんには気の毒だけど君がいなけりゃパーテぃにならない。ごめんね。
    「この命いただきます」
    つづきはまた。

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  2. 57歳ですと、最高齢者確定でした(笑)。

    いつか本当に、機会があればご参加ください!

    ヤギをつぶす際には、何人かは男性陣もその場にいたくないと、遠くに逃げていました。でも調理後の肉はありがたく食べていましたが、、、。

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  3.  そりゃあ食べるのはためらいません。よっくわかります。きっと美味しかったんだと、うらやましい私。
    ビールはいいけどウヲッカとジンは少々ためらいながら飲むなあ。ラムがいいな私としては。
    何を言っても絵に描いた餅にしかならないけど、いずれ参加します。この時期なら航空券安いし。

     それにしても行方不明の二人。
    青春だなあ。

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