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2011年3月2日水曜日

シバラトリの日の通せんぼと、大麻のこと



気付くと、ブログ更新しないで2週間程経っていました。記事にする程のこともなく、ついついツイッターばかり利用してしまいます。毎日訪問くださる読者の皆さま、申し訳ありません。

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さて、今日はシバラトリ(シバ神生誕祭)で祝日。シバ神を祭る寺院、特に、カトマンズにあるパシュパティナート寺院には、毎年、ネパール国内からだけではなく、インドからもたくさんの修行者が集まる。周辺は通行規制も行われ、とても混雑する。

市内では、子供たちが道の端から端へ紐を引っ張り『通せんぼ』をする場面に、あちこちで遭遇する。通せんぼをして、通行人や通行車両から小銭をもらう習慣があるのだ。毎年、私も、前の日に1ルピーや2ルピー硬貨をたくさん準備して、通せんぼをされるたびに子供たちに渡すようにしている。

今日は車で移動したのだが、道路の真ん中にまで立ちはだかり通行を遮る子供たち(上の写真)。気合の入りように思わず苦笑。

そういえば以前、バイクで移動中、本当に小銭がなくて「ごめんね、午後も君たちここにいたら、帰りに通る時に必ずあげるから」と約束したら、賢い子供が「じゃあ、ナンバー控えておくよ!」と、メモし始めて焦ったことが。



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ところで、この日は大麻を吸っても、比較的多目に見てもらえる日でもあるとのこと。

そこで思い出す話が。

数年前、シバラトリの翌日の出来事。ゲストの観光予定があったのだが、予定していたガイドから、朝、観光開始予定時刻の1時間を切ったころに連絡が入った。弱々しい声で「昨晩遅くに調子が悪くなって、救急車で病院に運ばれた。ドクターからまだ安静にしているよう言われているので、今日の仕事はできなくなってしまった」というのだ。

申し訳なさそうに何度も謝るし、声の調子から仮病ではないことも明らかだったので、怒る気も失せ、急きょ他のガイドを手配したのだが、その後、急病の真相が明らかになりあきれる羽目に。

彼、前夜(シバラトリの日の夜)、友人たちから「シバ神のプラサド(供物)だよ」と言われて、ミタイ(甘いネパール菓子)をすすめられたとのこと。断る理由もなく口に入れたところ、気分が悪くなり、救急車で病院に運ばれる事態となったらしいのだ。

「急性食中毒か何か?」と聞く私に、周りにいたネパール人スタッフがみなにやにや笑い出す。聞くと、誰が入れたのかは知らないが、ミタイの中にガンジャ(大麻)が入っていて、悪酔いしたのが原因らしいのだ。

「本当はガンジャ入りって知ってて、自分で好んで食べたんじゃないの?」と問われると、焦って否定はしていたが果たしてどうだったのか。

その翌年も、彼、シバラトリの翌日に観光の仕事が入った。前夜は「他人からすすめられても何も食べないこと」「早く家に帰って寝ること」を固く守らせ、翌日、無事ガイドの任務を遂行できた、ということが。

1 件のコメント:

  1.  初めてネパールに行ったとき、ニューロードの歩道に座り込んでたばこを店開きしていた人にたばこを買い求めた。

     すると何をどう思ったか知らないが「ヤクがある」という。もしかして?と思い「ガンジャ?」と聞くとそうだという。もちろん辺りの目を気にしながら彼は一本売ってくれた。
    その場を離れ用足しをして、トゥクチェピークホテルのペントハウスで火をつけ深く吸い込んだ。
    すると天地が回りあれれのれ。
    ベッドに倒れ込んだがしばらくの間ひどく気持ちが悪かった。

     その話を有名なネパール通の人に有るとき話したら「それはね、かなり粗悪なやつだね」と言われた。このあとのやりとりは書けないけど、もう二度と吸おうとは思わなかった。
    今は路上でそんなもの売ってないだろうけど、いい勉強になったというお話。

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