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2011年2月17日木曜日

2月の雨と、その後のヒマラヤ




先週後半からスモッグ(春霞?)の影響で、晴れてはいるもののスカッとした青空は広がらず、弱い日差しの日が続いていた。そしてその後天気が崩れ、昨日まで連続2日程、雨のち曇りの悪天候に。

例年のことを振り返ってみると、毎年今ぐらいの季節に、1日中雨が降る日が必ずあるような気がする。季節の変わり目だからだろうか。

国内線にも影響が出ていた。ルクラ便も、2月12日ほぼ定刻通り飛んだあと、13日、14日と2日間全便欠航、15日悪天候の中何便か飛んだが、16日も全便欠航、というような状況だった。

ちょうど、私たちのゲストは、予定通り12日と15日の運航便でルクラへ飛べたので、送り出す側としてはホッとしていたのだが、その後の悪天候で、昨日まではヒマラヤは全く見えないという残念な日が続いていたようだ。

このまま悪天候が続き、ヒマラヤも見えないまま終わってしまうのだろうか、と心配していたのだが、昨晩、厚い雲の切れ間に、満月前の明るい月(18日が満月)がのぞいているのを確認し、天気の回復を期待。

今朝は、私の家の周辺、冬季にも見られなかった程の濃霧に覆われていたが、「濃霧が出る日は晴れる」ため、さらに期待していたところ、10時頃から青空が広がり始めた。

昨日の降雨中、カトマンズ周辺の丘(といっても3000mぐらいの山)では雪が降っていたようで、市内からは雪山がくっきり見えていた。写真は、午前中ダルバールマルグ(元王宮通り)から撮影したもの。雪山の前にある肌色の建物は元王宮。




ところで、ナムチェにいるガイドによると、雪が積もり、歩くのが大変な状態だそうだ。ちなみに、今日はよい天気でヒマラヤも見えている、とのこと。

しばらく残雪/氷結があるかもしれないので、これからルクラ入りするトレッカーは気をつけて。

なにはともあれ、天気が回復して安心した。

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私事だが、ちょうど7年前、ネパールから、アラスカのフェアバンクスにオーロラを見に行った。

出現確率の高いという1月の訪問だったのだが、3夜中2夜とも出現せず、観賞できないまま終わってしまうのだろうか、とあきらめ始めていたところ、最終日に大ブレイクし感激。

ネパール旅行を手配していて、悪天候ののち回復して、最後にヒマラヤが顔を出してくれる、というパターンはよくあるのだが、そのたびに、オーロラのことを思い出す。

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