ツイッターには、最近このネタばかり書いているのだが、今日まで10日ほどすっきりしない空模様で、国際線や国内線に影響が出ていた。
晴れてはいるのだが、上空がガスっていて、日差しも弱い天候。
国際線では、日本人の利用も多いシンガポール発シルクエア便やバンコク発タイ航空便が、視界不良のためカトマンズ空港に着陸できず、インドのラクノウやカトマンズ上空で長時間待機後、やっと到着できた日も。
国内線では、旅行者の利用の多いマウンテンフライトは、この10日間で欠航と大幅遅延が半々ほど。ポカラ路線も、朝8時の始発便が正午過ぎになって飛び始めた日もあった。
そしてルクラ路線。1月17日、午後過ぎに2便程飛んだものの、その後天候不良が続き、本日午後過ぎまで6日間連日全便欠航していた。
今の季節、トレッキングはオフシーズンなので、6日連続ルクラ路線が飛ばなくても、昨年11月の連日欠航時のように何千人もの待機客でルクラがあふれるような事態にはなっていなかったようだが、それにしてもかなりのトレッカーが、カトマンズに戻れずルクラで待機している状況だとか。(現地で足止めを食っている私たちのガイド談)。
こういう状況では、帰国便が迫った外国人トレッカーたちは、ヘリコプターをチャーターしてカトマンズに戻る。チャーター費用は5人乗り1機約3,000USドル程度と高いが、シェアする仲間がいたり、物資を運んだヘリがルクラに駐機しているときなどは、1人500USドル前後で利用できることもある。
しかし現在はトレッキングオフシーズン中。チャーターヘリをシェアする仲間もすぐに見つからず、ルクラに駐機しているヘリもなく、安価でのヘリ探しにかなり難航していた模様。
しかも、ルクラの天候不良によりヘリコプターもルクラへは飛べず、ルクラから1時間程歩いた場所で離発着していたとのこと。
ちなみに、昨年11月に定期便連日欠航となった際には、チャーターヘリの予約を取るのも2~3日待ち、というような厳しい状況になっていた。
ところで、カトマンズに戻って来られず今日で4日が経過した私たちのガイド。本日午後過ぎになって、2便が飛んだようなのだが、外国人トレッカーが優先搭乗したため、ガイドは後回し。
一昨日、ゲストをチャーターヘリでカトマンズに送りだした時点で、すぐにバンダル(ジリより約15km程ルクラ寄りにある車道が通っている場所)まで徒歩移動に切り替えればよかったのだが、なかなか決断も難しい。
ガイドの足でルクラ→バンダルまで徒歩3日+バンダル→カトマンズまでバス移動1日の4日が必要。飛行機だとルクラ→カトマンズ間約30分。明日フライトが飛ぶかも、と期待してしまうと、徒歩移動にはなかなか切り替えられない。
いっそのこと、来週からのトレッキングまで、ルクラにいれば?なんて冗談でいっているのだが、彼自身は早くカトマンズに帰って来たいらしい。
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