9月21日付『大使館からのお知らせ』の転載です。
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カピルバスツ郡の治安悪化について
本年9月16日(日)(現地日時)早朝、カピルバスツ郡ビープル地区において、イスラム系のネパールコングレス党の地域指導者であり、反マオイスト系の地域指導者が何者かに射殺される事件が発生しました。そのため、同郡においてイスラム系グループが、ヒル・リージョンの人々(丘陵出身の人々)に対し攻撃を加える暴動が発生し、本日までに31人が死亡、100人以上が行方不明、5,000人以上が同郡から退去及び、400世帯の家屋に被害を与えました。このため、同郡においてはもちろん、隣郡のルパンデヒ郡及びダン郡の一部の地域において外出禁止命令が発せられています。
従って、在留邦人の皆様については、治安が改善するまでの間、下記地域への渡航を避けることをお勧めします。また、下記地域から更に付近へ拡大するおそれもあるので、最新情報の入手に努めて下さい。
1.対象地域
(1)カピルバスツ郡
(2)ルパンデヒ郡
(3)ダン郡
2.非常時の連絡先
(1)大使館 電話 (代表) 4426680
(2)領事担当 98510-20-158
(3)警備担当 98510-20-150
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注釈:カピルバストゥ、ルパンデヒというのは、南ネパールに位置し、そのエリア内には、お釈迦様の生誕地『ルンビニ』もあります。
ネパールからインドのバナラシへ抜ける(または、インドのバナラシからネパールへ抜ける)際の国境の町『スノウリ』があるのも、このエリアだったと思います。
陸路移動を予定されている方は、十分気をつけましょう。
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