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2005年2月13日日曜日

春の日



今日は『バサンタ・パンチャミ』『シュリ・パンチャミ』『サラスワティ・プジャ』といろいろ呼び名のある日。

簡単に言うと、ネパールの暦の上で今日から春になる日であり、また、学問の神であるサラスワティ女神にプジャをする日でもあります。

写真は、カトマンズ王宮近くにあるサラスワティ寺院の入口です。旅行者にはまったく知られていませんが、地元の人が日常的にお参りにいく寺院です。



学問の神様、サラスワティ女神にプジャをするため、児童生徒学生たちや親たちは、サラスワティ女神をまつってある寺院にお参りに行ったり、家に飾ってある絵にプジャをしたりします。

また、この日から新しい事や、習い事などを始めると身に付く、とも言われています。小さな子供がいる家庭では、この日に子供にアルファベット(ネパールのKa/Kha/Ga等)を教えるといい、とも言われています。

来年のこの時期に訪ネ予定の方、サラスワティ寺院へお参りに行き、新しいことを始めませんか?



毎年、この日はスワヤンブナート奥にある寺院に、この日にだけ聞けるお坊さんの説法のようなもの(とも違いますが、思い切り噛み砕いて簡単に言うとそんな感じ)を聞きにたくさんの人が集まります。

『春が始まる日』にふさわしく、快晴が広がった今日。珍しく強い風もふきました。(カトマンズ盆地内では、4月頃の季節の変わり目に突風がふきあれる他は、強い風がふく事はあまりありません)

これから、いっきに暖かくなるカトマンズ。いい季節です。

写真は、王宮近くにあるサラスワティ寺院へ続く道です。今日の日のために道に飾られた旗が強い風にはためく様子と、高く青い空が、春らしさを感じさせてくれます。

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