『危険』なイメージを高めている2月1日以降のネパール。
カトマンズに限って言えば、表向きにはそれほど以前と変わりはありませんが、地方のことは、あまりよくないいろいろな情報も入っています。
このような状況の中、ネパール在留邦人に対しては、次のような作業が進められています。
===以下大使館からのメール一部抜粋===
大使館では、地域別連絡体制を作るべく、作業を開始しました。今後どのように作業を進めていくのかを簡単にご説明し、ご協力をお願いしたいと存じます。
地域別連絡体制は、日頃から活用するために、電話連絡網を兼ねるものを作成します。また、平日、週末、夜間を問わず、連絡を行き届くように、居住地と勤務先を網羅します。
まず、在留届により、カトマンズのどの地区に邦人の方々が住んでいるか、勤務先はどこであるか、地図の上での分布状況を調べ、何地域かに区分けをおこないます。
各地域には、拠点邦人及び準拠点邦人をおき、その傘下に、連絡をすべく邦人(6-7名程度)を決めます。
これにより、各地区の連絡体制名簿を作成します。この各地域の名簿には、邦人名、家族数(災害時の安否調査のため)、電話番号、携帯番号、メールアドレスなどを掲載します。
各拠点邦人または、準拠点邦人が交代する際、傘下邦人の居住地の居住地、勤務地の位置がわかるように、在留邦人より地図を提出していただきます。この地図は、拠点邦人及び大使館で管理します。
===抜粋終わり===
電話が使えなくなったとき、そして、今後、治安がますます悪化した時の緊急事態に備え、動き始めています。
今後、情勢が急変するかどうかはわかりませんが、ネパールを旅行予定の方々も、安易な気持ちでフラッと訪れるのではなく、緊急時の日本の家族との連絡方法などを、旅行前によく確認しておくことをお勧めします。
===余談===
そういえば、以前ガールスカウト活動をしていた時に『そなえよつねに』というスローガンを覚えさせられました。
活動を始めたばかりの小学校低学年の頃は、意味もわからず覚えたこの言葉ですが、海外を旅行をしたり、海外で生活するようになってから、『そなえよつねに』に重要性を強く感じるようになりました。
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