ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2009年10月19日月曜日

祭が終わった

ラクシュミプジャ(ラクシュミ女神を家に招き入れる儀式)のあった17日。





そして、ティハール最終日、きょうだいでティカをつけ合うバイティカの本日。







ダサイン、ティハールと続く秋の大祭も、本日、ティハールのバイティカを終えてひとまず終了。

※ 写真はカトマンズのスタッフによる撮影。

2009年10月16日金曜日

ティハール祭始まる



ティハール祭が始まった。町では、祭りに必要なグッズ売りをあちこちで見かけるようだ。




この時期に見られる、大量のマラ(花輪)。

この車は、売り物のマリーゴールドの花輪を車内いっぱいに詰め込んで運んできたのだろうか。




今年のラクシュミプジャ(日没時に光をともす儀式をする日)は明日17日だけど、商店などでは、昨日からライトアップが始まった模様。

※ 写真はカトマンズにいるスタッフによる撮影。

2009年10月15日木曜日

計画停電延長へ:一週間に12時間

去る10月10日より、計画停電の時間が少しだけ延長となった模様です。

詳しくは、在ネパール日本大使館のホームページに掲載されていますので、ご確認ください。

http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/

参考までに、タメル地区は「グループ6」になります。

以前までは、タメル地区の時間帯を抜き出して当ブログに掲載していましたが、今回は省略させていただきます。

さて、まだ一週間に12時間、毎日約2時間程度の停電なので、序の口ですが、これから年末年始にかけて、一体何時間の停電となるのだろう、と考えると、今から非常に憂鬱です。

参考までに、昨シーズンは、毎日16時間停電した時期が3~4カ月ほどありました

体験者にしかわからない、過酷な季節がやってきます、、、。

2009年10月13日火曜日

帰国中の話題

ご無沙汰してしまいました。毎日のぞきに来てくれる皆様、すみません。

一時帰国中ですので、ネパールとは関係あるような、ないような話を書いてみたいと思います。

先週は祖父の13回忌で、祖母の住む田舎に行っていました。12年前の1997年10月に祖父は亡くなったのですが、その前後、私も、ネパールがらみで大変な目にあっていました。

その年の8月末、3度目のネパール旅行を終え帰国していた私は、なんとなくお腹に違和感を感じ、毎日続く軟便と微熱を不思議に感じながらも、元気に生活していました。

しかし9月半ば過ぎのある日、熱がじわじわと上がり始め、その後、40度以上の熱が下がらず、激しい悪寒と、頭がかち割れそうなほどの痛みにもがき苦しむことになったのです。

数日の間は、解熱剤を飲み、近所のクリニックで点滴をしてもらいながら絶えていたのですが、限界に達し、大きな病院へ移されることに。そこでは、すぐに感染症が疑われ、着の身着のままの状態で、即、感染病棟に隔離されることになったのでした。

ちょうどそのころ、祖父の容態が悪化し始め、実家では、母が最悪の事態に備えて急遽帰省することに。私の入院翌日に、祖父が亡くなったと記憶しています。

検査の結果、私はパラチフスに感染していたのでした。

結局、祖父の葬式には参列できず、40度を超す熱にうなされながら、隔離病棟の個室のベッドでもうろうと寝ていた日々を思い出します。

そんな思い出のある、祖父の命日と、私のパラチフスなのです。

さて、入院中の話に戻して。

パラチフスのほかにも、よくあるジラルジア(ランブル鞭毛虫)や、このほか、イソスポーラという非常に珍しい寄生虫感染も分かり、のちに、感染症学会の題材にされた、という後日談があります。

(どうでもいい話ですが、自分の症例発表を聞きたく、その学会に行ってしまったという、恥ずかしげもない後日談の後日談も。私も、そういう学会に多少関係のある職種で働いていたため、それを口実に)

ところで、ネパールでは、チフス患者は隔離されることなく、普通の風邪同様に、普通に家にいたり、外出したりしています。

また、ネパールでチフスが流行する時期に高熱が出て病院へ行くと、感染菌の同定も済まないうちに、チフスの薬を飲まされることが多いため、検査結果が偽陰性と出て、原因を特定できず、症状が長引いてつらい目に逢うこともあるようです。

旅行でネパールに行かれる皆さん、感染症には注意してくださいね。

2009年9月30日水曜日

事務連絡(メール返信、ブログ更新遅延のお知らせ)

10月2日~9日頃までブログ更新やメール送受信ができません。

この間にいただくメールのお返事はすべて10月10日頃以降にさせていただきます。

この期間の至急の対応はできませんので、ご了承ください。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

===

上記期間、ネット環境のない場所へ行く。と言っても、山にこもるわけではない。

法事のため、祖母の家に行くだけのことなのだが、一人暮らしの祖母(92)が住む家には、ネット環境がない。

探せば、ネットにつなげるところが、祖母の家の近くにもあるかもしれないが、こんな機会がないと、メール対応に追われる日々から逃れられないため、割り切って、ネットのない生活を満喫することにした。

昨年7月に一週間ほどパソコンに触らない日があって、のんびり過ごしたのだが、そのときぶりの、ネットから離れられる一週間になる。

一週間後、たまったメールを見るのがかなりの恐怖ではあるが、そんなことは考えずに、ネットのない生活をゆっくり楽しみたい。

※ 当ブログ発信者は現在一時帰国中です。

2009年9月25日金曜日

ダサイン祭:食べられてしまうヤギ



ダサイン祭の連休にとうとう入ってしまった。

毎日カトマンズのスタッフに、予約やら問い合わせやらの大量のメールを日本から送り、即日回答を求めていたのだが、一昨日ぐらいから返信のペースが落ちはじめ、とうとう今日は半分以上の返信を残し、ダサイン休暇に入ってしまった模様。

仕事を完全に終わらせてから休暇に入るよう、あれほど切願してカトマンズを後にしたのに! 「フンチャ、フンチャ」(OK、OK)と返事をしていたヒンドゥ教徒のネパール人スタッフたち、実は完全に上の空だった、、、。

肝心なメールの返事は送ってこないのに、ダサイン祭のお楽しみ、解体して食べるヤギの画像は、うれしそうに送ってきた。

身も心も完全にダサインモードで、もう何を言っても、ダサインが明けるまでは、仕事は期待できそうもない、、、。

というわけで、新規問合せメールの返信が一部遅れていますが、ご了承ください。

2009年9月21日月曜日

事務連絡

私事ですが、19日より一時帰国中です。

毎回帰国時には、カトマンズのスタッフより送られてくる写真や情報をもとに、日本からもネパール情報更新を絶やさないように心がけています。

今回もその予定ですが、ダサイン、ティハールを挟みネパール側もお休みモードに入ってしまうこともあり、少々タイムラグが生じる可能性があります。ご了承ください。

また、ネパール情報とは全く関係ない、私の個人的な日記もアップすることがあるかもしれませんが、読み流していただければと思います。

ところで、そろそろネパールでは、ダサイン祭アスタミ(今年は9月26日)用生贄を待つヤギたちの悲しい鳴き声が、あちこちで聞こえ始めていることでしょう。

2009年9月14日月曜日

いろいろ

● 最近の天気:

3~4日ほど前より、スカッと秋晴れが広がる日が続いている。本日は、午後、お天気雨が降ったりやんだりしていたが。

お天気雨に関する以前の記事:
 http://dailynepal.blogspot.com/2008/05/blog-post_12.html
 
http://dailynepal.blogspot.com/2005/07/blog-post_03.html

今週土曜日は、もう、秋の大祭ダサイン初日「ガタスタパナ」の日。そろそろ、雨期も終わりかな、という気配。

● 土砂崩れ:

先日、カトマンズ~ドゥンチェ/シャブルベシ間の土砂崩れによる通行止めのことを書いたが、その後、開通したり、また通行できなくなったりしていた模様。

最近の情報では、9月10日にドゥンチェ→カトマンズ間を移動したガイドからの報告によると、この日は通行できたとのこと。今後大雨が降らなければ、通行止めの影響は受けなくて済みそうだ。

● コメントへのお返事:

しそびれてしまうことが多く、すみません。コメントはいつもうれしく拝見しています。

● そのほか:

もうすぐ、一時帰国の予定。旅行シーズンに入るこの時期にネパールを不在にする勇気がなく、久々の秋の帰国。

ネパール人スタッフだけで、頑張って対応してもらうよういろいろ調整しているものの、私の不在中は、ヒマラヤンアクティビティーズ始まって以来の忙しさになること決定で、すでにてんてこ舞いな日々を送っているスタッフたち。

私も、メールの返事が追い付かず、ブログもツイッターも、ついつい後回しになってしまっているが、今日は久々の更新。

2009年9月8日火曜日

稲が実る前の朝もや

今朝、カトマンズ周辺では朝もや(朝霧)が出ていたところもあったそうだ。

7月に、田植え中(田植え前)に見えてしまった美しいヒマラヤに肩を落とした農家の人たちの話を書いたことがあった。

以前の記事:http://dailynepal.blogspot.com/2009/07/blog-post_11.html

今日の朝もやは、その続編、といったところだろうか。

通常、朝もやは、稲が実ってから出ることが多い。しかし、今年は、稲が実る前に出てしまった。稲が実る前の朝もやは、おいしい米は期待できない、ということにつながるそうだ。

雨が降り始めるのが遅かった今年の雨期。田植えも遅れ、そうこうしているうちに、もう朝もやが出てしまった。

農家の人たちにとっては、今年は、踏んだり蹴ったりの年なのかもしれない。

2009年9月5日土曜日

ラジオ番組のお知らせと裏話

毎週日曜18:00-18:54に、FMラジオ局:NORTHWAVE(北海道)、J-WAVE(東京)、ZIP-FM(愛知)、FM802(大阪)、CROSS FM(福岡)にて放送されている、アジア情報を発信する『ASIENCE SPIRIT OF ASIA』という番組があります。

公式サイト: http://www.j-wave.co.jp/original/asia/

この番組内に『Asian Lounge』という、アジアに暮らす女性が現地レポートをする、というコーナーがあるのですが、このコーナーに9月6日、出演予定です。

・・・

以前、2回ほど別局のラジオに、カトマンズから生出演させていただいたことがあるのですが、今回は生ではなく、収録となります。

以前の生出演のときは、事前に話す内容や原稿の打ち合わせが何度かあり、それを自然な感じで読む、という設定でした。

そのおかげか、生放送でもそれほど緊張せず、自分で言うのもなんですが、なかなか良い出来でした。聴いてくれた人からの感想も、「明るい声でよかった」とか「アナウンサーみたいだった」とか、照れてしまうようなお褒めの言葉をけっこうたくさんいただき、少々、調子に乗っていたのも事実です。

今回は収録で、事前に放送作家さんから連絡をいただいた際、「完成された原稿を読むよりも、自然な感じでOK」というようなことを言われていたため、ぶっつけ本番で収録に臨んでしまい、、、失敗しました。

自然な会話の内容を知らないうちに収録し、あとで適当に編集してくれるのかな、と気軽に考えていたのが間違いでした。

結局、かなり緊張し、舌をかみまくりながらの収録で、こんなのが放送されるのかと思うと、恥ずかしい限りです。

話している内容も、かなり適当。間違いもありそうです。つっこみはご勘弁ください。(本人は緊張しまくりでよく覚えていない)

事前のお知らせはやめようかな、とおもいつつ、宣伝してしまいました(笑)。

私を知っている方は、きっと、「うわ、すっごい緊張してる!」と、笑えると思います。

私を知らない方は、「え、こんな人なの?」と思わないでくださいね。

2009年9月4日金曜日

ポカラのリゾート満喫

そろそろネパールの旅行シーズンが始まるが、雨期中のシーズンオフ期間、ネパール人やネパール在住外国人などを対象に、スペシャルプランを提供している(いた)ホテルもいくつかある(あった)。

ポカラにあるリゾートホテル、Shangri La Village Resort(シャングリラビレッジリゾート) でも、Monsoon Madness Package と称して、今月末までスペシャルプログラムを実施している。(しつこいが、ネパール人や在住者限定)

2名1室利用2泊プランで、料金たったの 6,999ルピー(諸税込)。6,999ルピーは約90USドル。

しかもこの料金には5,000ルピー分の食事クーポン券が含まれている。ポカラ空港送迎も込み。(チップ別)

普通に宿泊すれば、1泊朝食付き100USドル以上するというのに、2泊食事付でこの料金とは安すぎる!

これは利用しない手はない、ということで、先日、休暇も兼ねてこのプランを利用し、のんびりリゾート気分を味わってきた。

カトマンズ~ポカラ間の移動は、トラブルの多い陸路移動は避け国内線利用で。久々にツーリストバスを利用してみようかと考えていたのだが、季節がら土砂崩れの影響を受け、目的地着が遅くなる確率も高い。移動のトラブルで最初から絶望感を味わいたくなかったので、飛行機で。

結果的にこの選択は正解だった。往復とも雲が多い日だったが、ほぼ定刻通りの運航だった国内線に比べ、ツーリストバスはそうでもなかった模様。

ポカラに着いた日、ツーリストバス乗降場近くを16時過ぎに通り過ぎると、ちょうどカトマンズからのバスが到着したようで、外国人客が荷物をバスから降ろしている最中だった。

順調にいけば14時過ぎにはポカラに到着できるから、途中で何らかのハプニングがあって到着が遅れたのだろうか。

雨期明け前ということで、機内からも、ポカラからも、ヒマラヤの眺望は期待していなかったのだが、初日は雲の間からヒマラヤが見え隠れしていた。

ポカラ空港到着直前に見えた、ポカラの町と雲の間から少しだけ見えたフィッシュティル(6993m)↓




フィッシュティル拡大↓




おまけのべグナス湖↓




フィッシュティルの先端(ホテルより)↓




今の季節にこの程度見えればラッキーなほうかも、と、満足。

翌日昼過ぎにサランコット近くまで足を延ばすと、空にはパラグライダーが気持ち良さそうに舞っていた。







ところで、昨秋4年ぶりに再訪して以来、すっかり気に入ってしまったポカラの町。

カトマンズと比べると、中心部でも交通量が少なく、空気もそれほど悪くなく、道も広く(車が少ないため?)、緑も多く、のんびりした雰囲気が漂っていて、天気が良ければヒマラヤが惜しげもなく顔を出してくれるのが素晴らしい。

今回も、あまりにも道がすき過ぎていて、「今日って、ポカラバンダ?」などと、本気で思ってしまったほど。

2009年8月27日木曜日

カトマンズ国際空港滑走路故障、国際線離発着一時不可能に(その後再開)

※ 先ほどアップした以下の情報ですが、その直後から離発着再開した模様です。

把握しているフライト情報では、12:25カトマンズ着予定だった大韓航空KE695便は14時半頃カトマンズ着、この前には、ドーハからの便も到着していたとか。

封鎖が長引かなくて一安心です。

===元記事は次の通り===

8月27日13:30現在の情報。

11:30頃、カトマンズ・トリブバン国際線の滑走路に亀裂が入った影響で、これ以降の国際線離発着が不可能になっている模様。

正確な情報ではないが、空港関係者より聞いた話によると、カーゴ用チャーター機が離陸(着陸?)する際に滑走路に亀裂が入り、その後、滑走路が使えなくなっているとのこと。

この影響で、カトマンズ空港12:50着予定だったTG319便は、インドのコルカタに向かったとのこと。

12:25着予定の大韓航空KE695便も、インドに向かったとの情報と、空を巡回中との情報があり確認中。

他の便も影響を受けている。

本日中に滑走路の修復が終わらないと、明日以降にも影響が出ると思うので、ネパール入りの方は要注意。

2009年8月25日火曜日

幹線道路土砂崩れの影響

雨期も終盤になって、まとまった雨が降る日々が続いている。

この影響で、長距離幹線道路では、土砂崩れによる通行規制が出ているところも。

8月24日のポカラ~カトマンズのツーリストバス移動は、片側通行のため約13時間ほどかかり、カトマンズ到着は夜9時を過ぎていたとのこと。(通常の所要時間は7~8時間)

ゴサイクンダやランタン方面トレッキングの際に利用する、カトマンズ~ドゥンチェ/シャブルベシ方面の道路でも、本日現在2か所土砂崩れがあり、一本のバスで通して移動できない状況。

カトマンズをバスで出発した後、まずは1番目の土砂崩れ箇所で下車。車両通行できないところを歩いて移動し、土砂崩れの向こうで待っている違うバスに乗り換え、さらに2番目の土砂崩れ箇所までバス移動。2番目の土砂崩れの前でまたバスを降り、土砂崩れ箇所を歩いて移動し、土砂崩れの向こうで待っている違うバスに乗り換え、やっとドゥンチェやシャブルベシに到着できる、という状態。

9月に何件かこの区間をジープ移動する予約が入っている。最初の予約まであと1か月を切っている。

それまでに通行可能となるかどうか心配だが、毎年、この区間はこういう状況になっていて、いつの間にか修復しているので、しばらく様子を見てみようと思う。

2009年8月23日日曜日

ブログ更新、メール返信遅延のお詫び

メール返信が追い付かない季節がやってきてしまいました。

お問い合わせが増えるのはうれしいものの、受信箱に未読のメールが増えていくたびに、落ち着きをなくしている今日この頃です。

今年、初の試みで、忙しくなる旅行シーズン中の一時帰国を予定しています。ネパール人スタッフとの引き継ぎや情報の共有作業にも時間を要し、そんなこんなで、ブログ更新も、後回しになってしまっています。

せめて、毎日1画像+ひとこと、など更新できればと思っているのですが。毎日のぞきに来てくださる読者の方に、申し訳ないです。

取り急ぎのお詫びでした。

===

相変わらず、こちらからのメールが届かないことがよくあります。

いろいろな方法で再送を試みても、届かず。「問い合わせを送ったのに返事をもらえていません」という催促メールを受信するたび、悲しくなってしまいます。

せっかくお問い合わせいただき、こちらからも返信しているのに、いくらやっても届かないときは、はじめから縁がなかった、と思ってあきらめることにしました。すみません。

ちなみに、先日ネパール入国日のホテル+送迎の問い合わせをくださったH様、初回返信および再送分含めて、何通もメールお送りしています。一通も届いていないようであれば、残念ながら、縁がなかったということになるのでしょうか、、、。

2009年8月18日火曜日

土砂降りの中でも焼きトウモロコシ



日中、激しい雨が降った。

こういうときネパールの人は、予定や約束があっても、小降りになるまでじっと待つことが多い。土砂降りの中わざわざ外出する人も少ない。

でも私は行かなくてはいけない場所があったので、雨具を着てバイクで出かけた。

道のいたるところが冠水して川状態に。車は容赦なく通行するから、水しぶきが高く上がって、思いっきり引っかけられたりすることもあるのだが、土砂降りの中の移動はなかなか楽しい。

最近ブログ更新を怠っているのだが、雨の中の移動は、ネタにしたくなるような、ちょっとしたことも多く見つかって、わくわくしてしまう。

写真は、土砂降りの中でも、雨よけをして、いつもと変わらずトウモロコシを焼いていた、路上の焼きトウモロコシ売り。

夏になると、路上のあちこちで焼きトウモロコシを作って売る人の姿が見られる。

過去の記事:http://dailynepal.blogspot.com/2007/07/blog-post_23.html

こんな雨の中、買いに来る人もいないだろうに、もくもくとトウモロコシを転がし続けるおばさんの姿に、少し感動してしまう。

2009年8月17日月曜日

8月~9月頃にかけてのネパール旅行と雨の影響

8月に入るまで雨期なのに雨があまり降らない日が続いていたのだが、最近はある程度まとまった雨も降っている。

この影響で、土砂崩れなども起きている模様。

カトマンズ~ポカラを結ぶ幹線道路で起きた土砂崩れにより、本日午前7時にカトマンズを出発したツーリストバスのひとつがポカラに到着したのは、16時半ごろだった。片側通行により移動に時間がかかったためだ。

国内線は、ここ1週間ほどの様子を見ていると、カトマンズ~ポカラ間は2~3時間の遅延も多く、カトマンズ~ルクラ間では欠航となっている日も多い。

ところで、最近、9月半ば~後半頃の天候についての質問をよくもらう。「雨期の終り頃だと思うが、例年の天候はどんな感じか。フライト欠航の確率はどのぐらいか」という内容のもの。

どちらかと言えば晴れている日が多い時期だが、2007年のシルバーウィーク頃には、連日雨が降り、数日ルクラ路線やマウンテンフライトが欠航になっていたし、それよりも前の2004年には9月末から10月初めにかけて一週間以上ルクラ路線がほぼ全便欠航となっていたこともあった。

毎年状況は異なるため、今年はどうなるのか予測不可能だが、俗信的な考え方をすると、今年はダサイン祭が早めで、9月に当たっているので、雨が降る確率は低いかも?

ダサイン中は、気持ちいい秋晴れの日が続くことが多いから。

いずれにしても、日程には余裕を持って計画を立てましょう。

2009年8月10日月曜日

最近の気候



8月になって、やっと雨期らしく雨もまとまって降るようになった。

ここ何日かは、午後から夕方に降り始め、その後夜まで降り続く、という感じのパターンが多い。

おかげで夜涼しくなり、最近は毛布を1枚かけて寝ている。

雨期の夜のイメージというと、少々肌寒くて毛布なしでは寝られない、という感じだったのに、今年は今までずっと暑くて、一晩中掛け布団なしで寝る日も多かった。

空、近くの丘、そこにかかる雲の様子が、やっと、例年の今の時期のものになって、ほっとした。

2009年8月5日水曜日

ジャナイプルニマ/ラクチャバンダン



今日は、ヒンドゥ教徒が聖なる紐を身につけたり、交換したりする日で、満月。

路上でも、聖なる紐とプジャ道具を用意したお坊さんが、通行人に紐を巻く簡単な儀式をしてあげる光景が見られる。




そして今日は、「クワティ」と呼ばれるたくさんの豆が入ったスープを食べる習慣もある。

スタッフが通うダルバート屋さんでも、今日は、ダルスープの代わりに、クワティが出てきたそうだ。(ご飯の写真はスタッフ撮影)

2009年8月4日火曜日

マオイストによる今後の抗議活動の実施について(大使館からのお知らせ転載)

2009年8月4日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

マオイストによる今後の抗議活動の実施について

 当館に入った情報によると、マオイストは、本日(8月4日)から9月5日までの間、抗議活動時間帯については明らかにしていませんが、カトマンズ盆地内においてラリー(デモ)、マスミーティング等の抗議活動を実施するとの声明を発しました。

 同抗議活動の間、マオイストの妨害により、カトマンズ盆地内は道路混雑が予想されますので、外出する際は、治安情報を確認してからお出掛け下さい。また、状況によっては、バンダに発展する可能性も十分に考えられますので、同抗議活動を行っている群衆には近づかないよう十分に注意して下さい。

※ 大使館 電話(代表) 4426680
領事担当 98510-20-414
警備担当 98510-20-150

===転載ここまで===

このようなお知らせを掲載すると、「ネパールは危険なんですか?」「旅行はしないほうがいいですか?」という問い合わせが増えます。

不便になるかもしれないが、危険とは違うのでは?というのが私の回答です。

また、「ネパール旅行はしないほうがいい?」という気持ちが少しでもあるのであれば、しないほうが良いのではないか、というのも、私の回答です。

2009年8月2日日曜日

最近のこと

先週雨の日が続いたカトマンズだが、「雨期」と実感できるほどの雨は降っていないような気がする。

今日も、夕立ちは降ったが、基本的に晴れた蒸し暑い日だった。

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ブログ更新、メール返信遅れています。すみません。