昨日10日(金)、カトマンズ郊外から見えたヒマラヤ。
雨期中でも、素晴らしいヒマラヤがカトマンズ近郊から見られることもあり、乾季(10月~2月頃まで)に見られるそれよりも、格別に美しい。
のだが、、、。
農作業を営む人たちにとっては、今の時期のヒマラヤ眺望は、素直に喜べないのだそうだ。
それなりに雨も降っているように感じる今年の雨期だが、農家の人たちにとっては十分な雨が降っているとはいえず、大変であるらしい。
田植えのために必要な、十分な水が田にたまらず、未だに田植えをしていない農家もあるとか。すでに田植えを終えた田畑でも、雨不足で干からびてきているところもあるそうだ。
そんな矢先に見えた、雨期中の素晴らしいヒマラヤに、農家の人たちは、「今年の稲は終わった、、、」と肩を落としたとか。
田植え中、または、田植え直後の今の季節にヒマラヤが見えてしまうと、その年の米は不作となるそうなのだ。
なんだか、せつない。
※ 写真は、スタッフが7月10日(金)早朝にカトマンズ南の郊外にて撮影したもの。
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