ネパール版母の日の今日。
甘いネパール菓子ミタイの贈り物を持って、母親の元を訪問する習慣がある。
お菓子屋さんでは、いつもよりも目立つよう、ミタイが陳列される。
よくヨーグルトを買いに立ち寄る、自宅近所の小さな乳製品屋さんでも然り。
色・形状・サイズどれも、和菓子にあってもおかしくない、心ときめくデザイン。
味はどれも濃厚で乳臭く激甘。買って、そして、一口食べて後悔するのはわかっているのだが、きれいなデザインに刺激され、思わず二種類購入。
ひとつは、写真下奥に小さく写っている、見た目「練り切り」そっくりのもの。もう一つは、この写真には写っていないが、以前当ブログでも話題にしたことのある「ラッドゥ」。
家に帰ってラッドゥを割って口に入れたら、洋酒(?)か何かが、ふわっと口の中に広がったような気がした。今まで食べた「ラッドゥ」と違い、やや酸味のある味わい。ラム酒か何か入れたのかしら?
あれ、でもおかしい! ヒンドゥ教の儀式やイベント時に登場するこのミタイ。宗教上「酒」はよろしくなく、「ミタイ」に酒で香りづけするワケがない。
・・・これ、腐ってる!
あわてて吐き出し、事なきを得る。
実際、腐っていることも多いそうで、信頼できる店でしか買わないよう、ネパールの人たちも気を付けているようだ。
見た目「味噌」にしか見えないが、これも例にもれず、乳臭く激甘なネパール菓子。
グドゥパックに関する以前の記事:
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