2015年7月12日日曜日

義援金報告1

はじめに

このブログでも何回か触れたのですが、地震後より、私の会社の利用者の方や利用予定だった方、直接・間接的な知人からたくさんの義援金をお寄せいただきました。

712日現在、82名の方からのご厚意で、合計1,369,134円(現地通貨換金額1,095,307ルピー)が集まりました。心よりお礼申し上げます。
 
5月~6月にかけて、いただいた支援金を見舞金として対象者に渡す作業を一部終え、報告をしなければ、と思いつつ、うまくまとめることができないでいました。

ごく一部の方への報告をブログ記事にする必要があるだろうか。個別にメールでお送りするか、会社のHPに新規ページを作りそこで報告すべきだろうか?
 
ただのきれいごとだけを報告するだけでは本意を伝えることができない。でも、胸の内を語り始めると、現地にいるからこそ知ってしまう、ドロドロとした汚い現状にまで触れることになってしまい、言葉不足で誤解を招いてしまわないだろうか?

等、迷いに迷い、延び延びになっていました。

が、そろそろ地震から3か月。
 
お送りくださった義援金の行き先が気になっている方もいらっしゃると思いますので、できる範囲でまとめてみたいと思います。
 
下書きをしては消し、言葉を入れ替え、追加し、、、という作業ばかりを繰り返し、これではいつになっても前進できなさそうなので、「報告1」を思い切って更新することにしました。
 
(結局、ブログにまとめることにしたのですが、理由の一つに、直接面識はないブログ読者の方からもお申し出をいただき、お寄せくださった方がいらした、ということが挙げられます)


義援金よびかけの経緯
 
4月25日地震発生当日から、お見舞いメールや義援金を送りたいというメールをたくさんいただいていました。
 
私自身は被害は全く受けなかったのですが、地震直後の精神的に混乱している中、連日早朝から夜遅くまで取材に同行しており、皆様からのお言葉にどう対応してよいのか、ゆっくり考えることができませんでした。
 
毎日各地を周り、見聞きし触れ嗅いだ地震直後の状況や、日に日にわかっていく知人たちの被害に何度も胸を痛め、ごく身近な人たちだけにでも、個人的に何か手を差し伸べることができれば、とは思い始めたものの、義援金の呼びかけを公にすることは考えていませんでした。
 
それは、
 
私は支援については素人であり、正しいかどうかもわからない主観が入る方法に他人を巻き込んでよいのだろうか、
 
私自身約20年に及ぶネパールとの関わりの中、多くのネパール人知人がおり、その多くが直接的・間接的な被害にあっている。手を差し伸べるとしても知人全員を対象にすることはできず、境界線をどこで引くのか、
 
ということに、葛藤し続けていたことが理由です。
 
しかし、日に日に問い合わせ数は増えていき、私が何も行動に移せないうちから、過去に旅行代金をお振込みいただいていた口座宛に「義援金として使ってほしい」とお振り込みくださっていた方、現金書留で日本の実家に送ってくださった母の仕事上での知人などもいらっしゃり、現地にいる私がじっとしていていいのか、という気持ちが高まっていきました。
 
「目の行き届くところで使ってほしい」「使い方はネパールのことをよくわかっているあなた一任する」というお言葉もたくさんいただき、さらに心が動き始めました。
 
義援金のお申し出をくださった方の力をお借りし、身のまわりのできるだけ多くの被災者に役立ててもらうことも、間違いではないのだろうか、と。
 
責任を感じながらも、皆様からのお気持ちを素直に嬉しく思い、ありがたくお受けすることに決めました。
 
ただ、ご寄付いただく前に、一つお願いをしていました。
 
「被災している他のネパールの知り合いがいたり、私が関わろうとしている私の身の回りの人以外に目を向けようとしている個人や団体を知っている場合は、私ではなくそちらへの寄付を検討していただきたい」と。
 
大きな団体や支援のプロはもとより、ネパールと関わりのある日本人・外国人個人たちが、被災した人たちに個々に手を差し伸べていっている状況を見聞きし、できるだけたくさんの人が、それぞれ異なる被災者たちへ、むらなく目を向けていくことができれば、と思ったからです。
 
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