12月31日大晦日。
だが、ビクラム暦が公暦として使われているネパールでは、本日2070年9月16日。
特別な日でも何もない、普通の平日。このため、役所もオフィスも学校も、通常通り開いている。
昼間、用事でネパールの主要省庁が入っているシンハダルバールの中へ。
バリバリにビクラム暦で動く、西暦の2月が何日あるか即答できないイメージのある、政府の役人たち。
だが、サリーを着た中年の女性職員同士が、仕事をしながら、「今日はニューイヤーのお出かけするの?」「ううん、なんで?」「だってあなた、クリスマスのときは夜ディナ―に出かけてたじゃない?」というような会話をしていて、思わず顔をまじまじと確認してしまった。
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