12月18日以降欠航続きのルクラ路線。11日目の連続欠航に突入。22日一部の便が運航した以外は、見事なほどに全便欠航中。
そんなこともあり、ガイドから、お客さんから、日本から、ひっきりなしに携帯に電話がかかってくるこの時期に、朝、通勤途中携帯を道に落とすという失態を犯す。
過去、携帯とか、財布とか、紛失したことなど一度もないのに、こんな時に限って。
すぐに気づき、落としたと思われる場所へ引き返すも、落ちている気配がない。
すでに通行人に盗られてしまったかと落胆しつつ、近くに停車していたタクシーの運転手さんに携帯を借りて、自分の携帯に電話をかけてみるも、呼び出し音はするが応答なし。
半分あきらめつつ、それでもと期待しながらかけ続けていると、男性が応答してきた。
「すみません、さっき携帯を落として、自分の携帯にかけてるんですけど、、、」と切り出すと、応答した男性、ああよかったという声で、「僕は今〇〇の前にいるから、すぐに取りに来なさい!」と。
その後すぐに携帯を拾ってくれた男性と落ち合えて、無事に手元に戻ってきた。
先日、窓を開けた車のダッシュボードに携帯を置いておき、一瞬目を離したすきに盗まれてしまった、という人の話を聞いたばかりだったので、良い人に拾われたことに心から感謝する。
見ず知らずの私に携帯を貸してくれた、通りすがりのタクシーの運転手さんに携帯を返す際にも、「通話料?大した額じゃないし、気にしないでいいよ」と言ってもらう。
そして今日はもう一件よい話が。タクシーを利用した際、目的地まで半分ぐらい走ったところで、タイヤがパンク。この先もう走れないとのことで、運転手さん、「悪いけど他のタクシー拾ってくれる?」と。
「じゃあ、ここまでの分お代はどうしましょう?」ときくと、「いいよいいよ、最後まで行けなかったし、いらないよ」と。
高い値段を吹っかけてくる運転手も多い中、こんな人もいるのかと驚く。
あくどい現地人の情報などもよく聞くが、日常出会う現地の人は、今日の人たちみたいに、良い人の方が断然多いのだ。
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