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2013年9月7日土曜日

ティージ前夜のダルカネ行事


 
 明日は女性の祭りティージ祭。

当日は断食をして祈り、踊り、過ごす女性は多い。その前夜、つまり今夜は、女性たちが集まり、断食に向けてご馳走をたらふく食べる習慣(ダル・カネ)がある。そして踊る。

用事でポカラに来ているのだが、夜9時頃ホテルに戻る途中、あちこちで、赤いサリーを着て踊る女性たちの姿を見かけた。

毎年、オフィスでも この日の昼間のカジャは、いつもよりもご馳走を作ってもらっているのだが、今年は土曜日、休日にあたっているので、1日早いが昨日に実施。

出勤すると、女性スタッフ4人が華やかなサリーで迎えてくれて、私も女性ながらも圧倒される。昨年は私もサリーを着て出勤したのだが、今年は1日早い実施だったため、すっかり忘れていた。

カジャ(昼食)の時間を利用した、1日早いダルカネ行事に向けて、台所スタッフと手の空いているスタッフが、オフィスの台所でご馳走づくり。


コンロに向かうスタッフや、シラウトと呼ばれる石臼でスパイスをすりつぶすスタッフ。トレッキング会社ではあるが、台所には一般家庭なみの調理器具とマサラ類が一通りそろっているのだ。



今年のメニューは、揚げパンのようなプリ、魚のフライ、牛乳粥のようなセワイ、トマトと麻の実(種)のアチャール。これらはすべて手作り。



そのほか、甘いネパール菓子のミタイ2種を、外の店から購入。

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最近、カジャ後は、口直し兼デザート代わりに、近くにあるインド人のパーン屋からパーンを買ってきて、皆でもぐもぐ。

 
葉でつつまれた、長辺4cmほどあるこの塊のまま、口の中に入れる。中には、スパイス各種や、甘いチェリーの様なものなどいろいろ入っていて、パーン職人に希望を伝えれば、自分好みの味で調合してくれる。



私はというと、以前挑戦して苦手だったたのでそれ以来口にしたことはなかったのだが、女性スタッフも皆おいしそうに食べるので、最近心を動かされていた。

苦手だったのは私がネパールの味に未熟だったからなのかも、今ならおいしく感じるのかも、などと思い、ダルカネ行事のこの機会に久々に挑戦、、、したのだが、悔しいながらもやはりダメ。完食できずにベッと吐き出してしまった。(注:上の写真は吐き出す前のものです!)

2 件のコメント:

  1. バーンちゅうですか、初めて役目と名前を知りました。
    その物を町中で見た事はありますが、あれは食い物だったのですねえ。
    ずいぶん昔に結婚式に呼ばれた時に、似たようなもの(中身)を葉っぱに乗せてくれたんだけど、どうするのかわからなくてきょきょろしていたら、ネパリがこうするんだと食べて見せてくれた。

    でも、ものすげえ不思議な味と香りで「これ喰えるんかい?」で出してしまった。あれと同じかなあ?

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  2. 同じもののような気がします。

    ところで、パーン、PAANなのです。ハ行の濁音や半濁音、まぎらわしいですよね。混乱しない表記方法があればいいのに、とよく思います。

    今までで思わず顔がほころんでしまった間違いは、ネパールバンダが連続していて皆気が立っていたときに、バンダ(BANDA)をパンダ(PANDA)と勘違いしていた方がいたときです。脱力系の間違いで、よい気分転換になりました。

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