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2013年9月2日月曜日

カトマンズ路上歩き -2- マイクロバスでの出来事

 
つづき。
 
久々に乗ったマイクロバス車内は、相変わらず混雑。13席しかないが、20人ぐらいは詰め込む。
 
出入り口近くの3人掛け席の端に、すでに3人座っているのだが、小さな女の子が母親と離れて、4人目として座らされる。
 
道路工事中で凸凹道が多く、車は時々激しく揺れる。すると、女の子、椅子からずり落ちそうになる。
 
すかさず見知らぬ隣の女性が女の子の後ろから腕を伸ばし、無言で自分の方にぐっと引き寄せる。女の子も、知らないおばさんに身を任せる。
 
最近ずっと見ていなかったこんな出来事をしぶりに垣間見て、ああそうだった、こういう何気ない日常があちこちにあるんだったと、あらためて実感する。
 
自宅近くに着いたのでマイクロを下車。
 
家まで歩いて帰る途中の空き地では、牝牛がのどかに草を食んでいた。
 

2 件のコメント:

  1. 第一話、体重計が路上にあるのを初めて見たときは?と思った。でもそれももう大分前のこと。なんでもして銭稼がなきゃあ喰っていかれない。
    さすがにネパールで体重を量ろうとは思わなかったので利用したことはないなあ。でものっかて居る人は見かけた。

    同じ場所かどうかは、同じ人かどうかもわからないけど、サーランギ弾きのその人はなんども見かけた。何も言わずに弾いていたなあ。
    サーランギの音がなんとも言えない哀愁のようなものを漂わせていた。痩せた体に白の衣を纏っていて「世の中の不平や不満なんぞ言ってみたってどうにもならねえ。俺はここにいるだけさ」
    悟り、金ばっかりほしがるサドゥーよりずっとあるような気がした。

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  2. 同感です!

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