2010年4月14日水曜日
水不足で水を買う
乾季には、街中でよくこういうタンク車を見かける。タンクの中には、大量の水が入っているのだ。
私事だが、2月に今の家に引っ越した。
それまで5年半住んでいた家は、水不足でストレスを感じることがほとんどないほど、水に関しては恵まれた家だった。水道局から配給される水も比較的安定して来ていたし、足りなくなったら、地下水を引いてろ過する装置があったので、その水で補えていた。
しかし、今の家は水不足が深刻。乾季も終わりに近づいた今の季節、昨年までは、週2回水道局からの水の供給があったそうだが、今年は週1回しかないらしく、絶対的に足りない。ポンプ式の井戸はあるが、地下水を生活水に替える装置がない。
このため、写真のようなタンク車を呼んで水を購入している。私が引っ越してきてからまだ2ヶ月半しかたっていないが、もう何度購入したことか。
それでも、購入できるだけまだいい。この時期、水を売る商売は大繁盛で、あちこちで引っ張りだこ。予約をしても、次にタンク車が来るまで1週間待ち、ということも多いとか。足りなくなったらすぐに購入できるわけではないので、一滴たりとも無駄にできない、という感じ。
電気も水も不足しているカトマンズ。電気がなくても生活はできるが、水がない生活というのは厳しい。
今の季節、家庭に限らず、ホテルなどでも水を購入しないと足りないところがほとんど。
そういう深刻な事情を知らない宿泊客が、水道の蛇口を閉め忘れて出かけてしまうこともよくあるとかで、ホテルの人が嘆くのを聞くこともある。
蛇口をひねると際限なく水が出てくる生活をしていると、水不足の深刻さはなかなか実感できないのが実情かもしれないが、ネパール旅行の際には、電気も水も、意識して大切に使ってほしいと思う。
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いやあ、この車は私も見た事がありますが、そうですかそういう使われ方なんですねえ。
返信削除どこから汲んでくるのでしょう??バラジュー辺りなのかなあ??
「ひねるとジャー」の生活は確かにしています。ありがたいですね。
ところで私の商売でもあります。それも風呂のシャワーのお湯を一晩中です。もっともこれは24時間入浴可能を止めたらなくなりました。最後に私がチェックするからです。
そう言ってはなんですが、当たり前の事ができないお客様が増えてます。
とと、これはこのブログとは関係ありませんでした。失礼しました。
我々旅行者は「日本人は・・・」と言われないようにしないとね。
お返事遅くなりました。
返信削除水は、ダクシンカリへ行く途中でタンクに入れているのを見たことがあります。
ところで、風呂のシャワーのお湯を一晩中出しっぱなしにされてしまうのは、きついですね。水道代がすごいことになりそうですね、、、。