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2009年1月22日木曜日

お詫びと言い訳

毎日16時間停電(厳密には、週6日が毎日16時間停電で週1日だけは12時間停電)になって、約2週間。

電気が来るのが一日4時間×2回。うち、真夜中に電気が来る時間帯などを除けば、一般人の生活時間帯に電気が来ているのは、日中4時間程度。

毎日16時間停電が始まって一週間ほど過ぎたころから、停電時間が短縮になったといううわさが流れ、確かに、スケジュール時間帯よりも、早く停電が終わったりする日も何日かあった。

しかし、短縮停電スケジュールは公式発表されていない。自力で停電スケジュールを割り出そうと、毎日、電気が消える時刻とつく時刻を記録しているのだが、そこから、なんの規則性も見い出せない。

約2週間前に発表されたスケジュールによれば、毎日8時間連続停電のはずなのだが、とある日は3時間早く電気が来、とある日は3時間半早く電気が来た。

ネパールでは、30分~1時間は誤差範囲。ということは、毎回3~4時間ほど停電が短縮されたのかな、と、推測するも、次の日は、全く短縮せずぶっ続けでスケジュール通り8時間×2回の停電だったり。

停電延長でも短縮でもいいから、スケジュール通り停電を行ってくれれば、事前に予定も立てやすいのに。非常にストレスのたまる日々。

ところで、蓄電式発電機にも頼って停電中もメール返信の作業を続けているのだが、物理的に追いつかない。

夜間停電中は、照明としての電気を使用してしまうと早く畜電力を消費してしまうため、パソコンだけをつけ、真っ暗闇の中作業を続ける、という、涙ぐましい努力もしている。

一昨日、昨日と、非常に体がだるく、発熱していたようで(熱を計って高熱が数値で示されると精神的に参ってしまうので、発熱に気づかないふりをしていた)、体調を見ながら休み休み作業をしていたのだが、電気が来ているときにパソコンに向かえる気力になっているとは限らず、多少元気になっているときには電気がなく、、、という状態で、空しさこの上なかった。

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同情をひくような内容になってしまいましたが、メール返信が遅くなっている理由を、少しでもご理解いただければ幸いです。

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それにしても、本当に、カトマンズの多くの庶民は、電気には依存しない生活をしているのだなあ、と、感心するやらあきれるやら。

電気がないと生計を立てられない職種の人たちの、停電に対する抗議行動はいくつか起こったようだが、一般庶民は、毎日16時間停電でも生活にはほとんど影響が出ていない様子。

ご飯を炊飯器で炊くわけでもなく、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジが家にあるわけでもなく。湯沸かし器もなく、真冬でも日中日が差している時間帯に水シャワーを浴びる人たち。

パソコンを持っている人も増えたが、ゲームやチャットをするぐらいで、使えなくても問題ナシ。

停電で困るのは、夜、電灯が使えないこと、ぐらい。最近は日も多少長くなって、夜6時半ぐらいからろうそくを使えばよい。ご飯を食べ終わって夜9時には就寝。困るのは、照明としての電気が使えない2時間半ほど。

朝も、日の出とともに起きれば停電中であろうが無かろうが、関係ない。

首都カトマンズであっても、多くの庶民の生活は、南の島のハメハメハ大王みたいな生活。

ある意味うらやましい。

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