満月の今日はジャナイ・プルニマ(ラクチャ・バンダン)。
ヒンドゥ教の男性が、身体(胴体)に斜めに掛けている聖なる紐『ジャナイ』を交換する儀式を行う日。
前日に髪をそり、断食をして聖なる気持ちでこの日を迎える。
男性以外でも、上の写真のような聖なる紐を、手首に巻いてもらう儀式を行う。 (手首に巻く紐は『ジャナイ』ではない)
通常、各家庭で、ヒンドゥ教のお坊さんによりこの儀式を執り行ってもらうのだが、この日は寺院の前などにお坊さんが待機していて、家で儀式ができなかった人のために、代行してあげる光景も見られる。
今風のファッションに身を包む若者でも、ネパールでは伝統的な習慣を大切にする人は多く、ジーンズ姿のこの女性も、街中で手首に聖なる紐を巻いてもらっていた。
さて、毎年この日には、たくさんの種類の豆が入った『クワティ』というスープを食べる習慣がある。
豆は、少し発芽した状態になるよう2~3日前から水に浸しておく。
上の写真は、私たちの事務所で調理したクワティ。
* 写真は本日のもの。カトマンズにいるスタッフによる撮影。
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