当ブログでも何度も話題にしてきたタメルのドゥンゲダラ(共同水場)。
昨年の大地震で、向かいのホテルが崩壊し、この場に倒れ込み大きな被害を受けた。
前回の記事(2015年9月3日付)
しばらくは瓦礫が山積みになり、水場の機能を果たせていなかったのだが、一部瓦礫がよけられ、かろうじて水を汲めるようになったのが昨年夏ごろ。
水はけが悪く異臭が漂う中、瓦礫をよけるように、近隣の人が水を汲んだり洗濯をしたりする姿を見かけていた。
その後もなかなか修復工事は始まらなかったのだが、先月3月12日に、ついに着工。
≪2016年3月16日・修復工事着工から5日目に撮影≫
瓦礫がかなり撤去され、周囲の塀も整備され始めている。
この工事着工のきっかけとなったのが、昨年末修復費用に充ててほしいと寄せられた、とある日本人の方々から寄付だった、と関係者の方から聞いている。
あの日から一年経ってしまったが、復旧に向け毎日作業が進められている様子に嬉しくなる。
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ビクラム暦(1月12日)で考える、地震1年の日に当たっていた昨日。
ビクラム暦(1月12日)で考える、地震1年の日に当たっていた昨日。
世界遺産、寺院、交差点、地元の人しか通らないような路地裏。あの日を思い出し、死者を弔うためあちこちで灯されていた灯明。
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