2010年1月15日金曜日
日食のご利益?とマーゲサンクランティのこと
ビクラム暦10番目にあたるマーグ月の月始めの今日。この日は、マーゲ・サンクランティと呼ばれ、イモ類や黒砂糖のようなものを食べる習慣のある日。
少し前から、市場では、たくさんのイモ類やお菓子が強調して売られていた。
この日から、昼の長さが少しずつ長くなるといわれている。
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そして今日は部分日食が見られる日でもあった。
ネパールでは、占星術によって、「日食を見ると幸運がもたらされる星座」と、「見ないほうがいい星」に分けられる。見ると幸運になる星座は12星座のうち1~2つしかなく、残りは見ないほうがいい星座に分類される。
一般的にも、日食は不吉なものと考える人も多い。
過去、ネパールで見られた日食のときにはいつも、私も「日食を見てはいけない」星座となっていた。ので、なんとなく見ないようにしていた(実際には、日食のことなどすっかり忘れて、見そびれていた、というほうが近いのだが)。
しかし今回、私の星座(ネパールの占星術による星座)は、「見ると幸運がもたらされる」星座となっていた。太陽が最大に欠けるのが14:10頃ということもあり、見やすい時間なので、見てみることに。
なんとなくわくわくしながら見終えた直後 の14:24、携帯電話のメッセージ着信音が鳴った。見知らぬ番号からのメッセージが入っている。
何だろう?と思い開いてみると、「×××(←見知らぬ電話番号) transfer 100.00rupees to your account」と書いてあってびっくり仰天。ちょっと身震い。
に、日食を見たご利益がさっそくふってきた!?
プリペイド式携帯電話では、携帯同士で通話料金を送受信できる仕組みがある。たとえば、私の通話可能料金が残り少なくなってきた場合、他の携帯から私の携帯宛てに通話料金を送信すると、その分が、私の携帯に自動的にチャージされ、使えるようになる、という仕組みだ。
よく、私たちも、すぐに料金をチャージできないような環境に出ているガイドに、通話料を送信してあげることがあるのだが、今回、日食を見た直後に、誰か見知らぬ人が、私の携帯に100ルピー分の通話料を送信してくれたのだ!
いや、おそらく、送信した人は、誰か他の人に送信しようとして、番号を間違えてしまった、というのが実際のところだろう。
それにしても、日食を見終えた直後の出来事だったので、太陽の神からの贈り物?なんて思ってしまった。
ちなみに、間違えて送信してきた人から連絡が入れば、返金してあげようと思っていたのだが、連絡はない。このままもらってしまっても、罰は当たらない、かな?
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