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2010年1月12日火曜日

1年11ヶ月で正解だったかもしれない2066年と、今冬のこと

昨冬に比べ、寒くなるのが早かった今冬。

11月~12月にかけて一気に寒くなった時には、「暖冬だった昨冬に比べ、この冬は厳しい寒さになるのかも」と覚悟を決めたのだが、その後、それほど寒くもならずに過ぎて行った。

年末に雨が降ったため、これを機に、寒さも厳しくなるのだろう、と再び気合いを入れなおしたのだが、寒くなったのは雨が降る前後の数日程度。

本来、今が一番寒くなる時期。晴天であっても気温は低く、「冬」を感じることが多い。しかし、年が明けてからは、毎日いい天気で、寒さのピークは過ぎてしまったかのような暖かい日が続いている(私の主観)。

日中は春の陽気と言っても過言ではないほどの暖かさ。正午頃の日向の気温は25度を超している。例年でいうと2月頃の気候という感じ。

来週1月20日には、暦上「春」を迎えるため、もしかすると、もうこれ以上は寒くならないのかもしれない。(いつも、不思議と、この春を迎える日以降、ぐんぐん暖かくなるカトマンズなのだ)

暖冬はうれしいが、少々拍子抜けしてしまうほど。

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月の満ち欠けが関係する太陰暦の影響も受ける、ネパールの公暦・ビクラム暦。

昨年3月頃、ビクラム暦の新年(2066年:西暦2009年4月半ばから始まった年)は11ヶ月になるかもしれない、という話がもちあがっていた。

季節と月にズレが生じてきているため、2066年は、ビクラム暦の最終月にあたるチャイト月(通常、西暦の3月半ば~4月半ばに当たる月)をなくし、1年を11ヶ月としてこのズレを調整しよう、ということだったのだ。

しかし、11ヶ月では何かと問題も多いということになったらしく、実際には、例年通り12ヶ月で1年となることになったのだが、確かにビクラム暦の今年は季節と月のずれが激しく、太陰暦によって決められる祭事も例年より半月~1ヶ月ほど早まっていることが多かった。

いつもと違う今年の冬に身を置きながら、ビクラム暦の今年(2066年)が、1年11ヶ月になるかもしれなかった訳をなんとなく実感している。

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