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2009年12月20日日曜日

ネパールバンダ1日目



ネパールバンダの今日、たくさんの荷物をリヤカーに乗せて移動する人たち。

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12月20日~22日の3日間、マオイストによるネパールバンダ(全国規模のゼネスト)が実施されるという告知があった。

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初日未明の出来事。

ルクラへ向かうフライトに乗るため、早朝5:30に、ガイドがお客さんを連れて、空港に向かう予定があったのだが、バンダが緊迫した状態のものだと、早朝であっても、車両の走行を妨げられるかもしれない。

という不安もあり、急遽、マオイストが妨害を始める前の午前4:30に、空港へ移動するべく、昨日より手はずを整えていた。

予定通りガイドとお客さんを送り届けることができたのだが、運転手の報告によると、すでにその時間から、まだ日も昇らない真っ暗闇の寒空の下、マオイストが旗を掲げて、走行車両を妨害していたとのこと。

私たちの運転手は、何とか逃げ切って空港から引き返すことができたのだが、近くにいた流しのタクシーは、妨害から逃げ切ることができず、空港の敷地内から外に出られなかったそうだ。

マオイストたちの、今回のバンダに対する気合いの入れようがうかがえる未明の出来事だった。

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そして昼。

再びスタッフが空港へ出向く用事があり、今回は、1時間ほどかけて徒歩で出かけていく。

道中、車が通らない広い道を使って、のどかにサッカーを楽しむ光景なども見られたそうだが、バイクも車もほとんど走っていなかったとのことで、それだけ、一般人も慎重に行動していた様子が分かる。





ゴウシャラ(パシュパティナート近くの交差点)で警備に当たる武装警察。




空港到着手前で遭遇した、マオイストのデモ集団。




前回のバンダのときと違い、今回は、護衛付き臨時シャトルバスの運行本数もかなりあった模様。しかし、外国人優先でネパール人は乗せてもらえないことも多く、重い荷物を持って、徒歩移動する人たちの姿も見られる。




出稼ぎからの帰還者だろうか?テレビの入った段ボール箱を引き摺りながら家路に向かうネパール人。



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空港での用事を終え、市内に戻る途中。


収集されていないゴミの山に群がる、無数の野生のサルたち。



普段、走行車両が多い時には、この場所にこんなにサルが集まる光景は見たことがなかったようだが、今日は車にひかれる心配もなく、サルたちも張り切ってゴミあさりに出かけたのだろうか。

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本日時点で、21日、22日のバンダ回避のニュースはなかったため、予定通り実施される模様。

* 写真は、スタッフによる撮影。携帯電話での撮影により、画像が鮮明でないことをお詫びします。また、一部設定ミスにより、モノクロとなってしまったようです。

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