時々話題にする場所、ルクラ(標高約2800m)。エベレスト街道トレッキングを開始するための空からの入り口(出口)がある場所。
カトマンズからの飛行時間は約20分程度なのだが、陸路で行こうとすると、バスと徒歩で、約1週間はかかる。カトマンズ~ルクラ間の大部分には、まだ車道が通っていないから、徒歩移動に何日もかかるためだ。
以前ルクラに行ったとき、予定していたカトマンズ発ルクラ行きフライトが悪天候のため欠航になってしまったことがある。その便に乗る予定だった乗客の中に、生鮮野菜や、何斤もの食パン入りダンボールを抱えている、地元のシェルパの人たちが何人かいた。トレッキングルート上にあるロッジに運ぶのだろう。
しかし、保存がきく食料と違い、野菜もパンも、日が経つほどに傷んでしまうものだ。ルクラ行きの便が明日も飛ばなかったら、どうするんだろう?と他人事ながら心配になってしまったことがある。運良く、翌日には飛んだから、鮮度が失われないうちにルクラへ運ぶことができたようなのだが。
さて、今月に入ってほぼ毎日、入れ替わり立ち替わり、ガイドがルクラ方面に出入りしている。そのたびに、定宿としているロッジからの伝言をもらってきては、次に行くガイドに伝えて、運び屋となっている。
たとえば、今週になってルクラのロッジへ運んだもの:インスタントラーメン30パック入りダンボール一箱、たまねぎ5kg、塩5kg、等。
たまねぎ5kgなんて、すぐに消費してしまうのでは?もっと運んであげてもいいのに、と、余計な気を回してしまうが、5kgだけでかまわないらしい。ロッジ側も、気を使っているのかもしれない。
今後も、ゲストの預け荷物の重量に影響しない程度に、頼まれ荷物をルクラへ運ぶことがあるかもしれないが、ゲストの皆様には大目に見ていただきたい。
* カトマンズ~ルクラ間国内線、預け荷物の重量制限は、1人当たり15kg。
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